もみの木ハウスのもみの木。part2
もみの木ハウスのもみの木。part1のつづき。
ドイツもみの木の製材所へ見学に行かせていただきました。
↓ 一本の大木から カットされた丸太の山がたくさんあります。
ここでは 8割がもみの木 2割がスプルースを製材されています。
↓ 樹皮を剥いた丸太を レーンに置き、木を大割していきます。
大木でないと内装材としては難しい
「柾目板」の材料がカットされていきます。
木の状態によって
じっくり見ないとわからない細部まで瞬時に判断され
内装材として弾かれていく材、次の過程にいく材に分かれていきます。
↓自然乾燥を行っているようす
もみの木はスプルースに比べ水分量が多いため乾燥に時間がかかるそうです。
高価なもみの木の丸太は 自然乾燥に1年かかることもあるそうです。
無垢材の内装材は機械乾燥されるのが 一般的です。
機械乾燥なら数日で乾燥させることが可能になります。
なのに、機械乾燥はしない。
手間暇がかかる自然乾燥にこだわる理由とは・・・?
機械乾燥は 高温の窯で数時間、熱を加える事で乾燥させる方法です。
一気に乾燥できる反面、
木の細胞が壊れ、水分と一緒にせっかくの木の成分も流出しまうから。
では、低温乾燥だったら、いいのでは?と思うかもしれませんが
低温乾燥は低温で乾燥させるのはいいのですが
高温乾燥に比べると倍以上の時間がかかるので、結果は同じかもしれません。
経済の事を考えると機械乾燥の方が大量生産できていいのですが
住まう家族の事を考えると・・・です。
樹齢200年以上かけて、もみの木から作られた貴重な天然成分。
それをたった数日で壊してしまうのか?
時間はかかるけど 半永久的に成分を温存させるのか?
乾燥方法だけで これだけの大きな差が生まれてしまいます。
もみの木の家の特徴の1つ。
#消臭剤や芳香剤はいらない。
手間と時間をかけ、もみの木の成分をしっかり温存させているから言えることなんですね。
残念ながら、効果がないものも類似商品として売られています。
騙されないように お気をつけください。
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