「食品と内装材」。原材料と添加物と価格。
こんな疑問を持ったことはないでしょうか?
例えば・・・醤油。
専門店では 1ℓ 1000円以上するものあれば
スーパーでは1ℓ 140円~のものまであります。
一体、何が違うんだろう。。。と。
その答えは 原材料を見れば 分かりやすい。
値段が安くなるほど材料が増えていきます。
「添加物」という材料が・・・。
添加物は過剰摂取しなければ大丈夫だと言われています。
・・・が、そもそも原材料を知っていたら買っているのか?
判断基準は 変わってくるかもしれません。
例えば・・・「純米みりん」と「みりん風調味料」があります。
何が違うのでしょう?
では、原材料を見てみましょう。
「純米みりん」の原材料・・・ もち米・米麹・焼酎またはアルコール
時間をかけて 糖化と熟成を行い、特有の風味があります。
「みりん風調味料」の原材料・・・糖類(水あめ・ブドウ糖果糖液糖など)と添加物。
いわばシロップです。
※メーカーによって原材料は変わります。
「みりん風調味料」は「純米みりん」の半値以下で購入することができます。
どうしてか?
もうおわかりですね。
原材料が安くて手間や時間も あまりかからないからです。
なので、本当は安い訳ではないんです。
煮物をすると味も変わってしまいます。
食品添加物をもっとくわしく知りたい方は
食品添加物の神様と言われた阿部司さんの「食品の裏側」の本。
個人的にはお勧めです。
どんな素材を使っているかわからないまま買っている事って
実は・・・けっこうありますね。
では、住宅で使用される内装材はどうでしょう?
内装材の中にも化学物質という添加物が存在します。
例えば・・・壁紙や床材。
VOCなどの化学物質が含まれているほど安く購入する事ができます。
防カビ加工や撥水加工などのメリットはありますが
効果があるうちは 家の中に化学物質が揮発し続けます。
効果がなくなると
壁紙の場合は張替、床の場合はワックスや張替が必要になります。
そして、また化学物質が揮発します。
では、木(無垢材)の床材は どうなの?かというと
原材料でいうと 「〇〇の木」になりますが
樹種や樹齢、見た目、材料の取り方、乾燥方法などによって価格は変わります。
1.国産・・・樹齢50年前後、機械乾燥・板目材(水をはじく取り方)
※市場で売られている多い無垢材で、それ以外のものもあります。
2.もみの木ハウス・・・樹齢200~250年前後・自然乾燥・柾目(水を通す取り方)
何が違うの?ってところですが
乾燥方法でいうと 機械乾燥は早くて均一に乾燥できるメリットがあります。
・・・が、木に含まれている油(精油)が多く流出してしまうため
針葉樹でいう消臭・調湿・抗菌などの有効成分や効果もほぼなくなってしまいます。
そのため、木の家でも
消臭スプレーや芳香剤、消臭剤、除湿剤などの
新たな化学物質という名の添加物が加わっているお宅は多い。
選んで口にすることができる「食品」や「飲み物」と違い
空気は目の前の空気を吸い続ける事になります。
食品と同様、イメージだけ選ぶと
より多くの添加物を摂取することになりかねません。
なかなか買い替える事が難しい内装材だからこそ
ちゃんと中身を知って選んで欲しい。
新築やリフォームの時は
このブログをぜひ思いだしてください。
室内の空気が変われば体調が変わる。です!
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