教えてもらったこと
「もみの木の家」を出会って数年は
注文住宅「新建材の家」と「もみの木の家」を
両方取り扱っていました。
一般的にみると
「新建材の家」と「自然素材の家」。
地元和歌山では紀州材が有名です。
それが・・・「もみの木って何?」という状況から
もみの木の空間を体感してもらうと
「いいなぁ~。こんな家ほしいなぁ~。」
とは言ってはもらえるものの
その当時
お客様が選ぶのは「新建材の家」になります。
それも そのはず。
構造はもちろんですが、
広さ・見た目重視の家づくりが当たり前でした。
(勝手に思っていただけですが・・・。)
「もみの木の家」にすると
同じ予算だと 家が少し小さくなります。
広さ重視の方は難しくなります。
また よく知らない「もみの木」。
体感してても もみの木の効能はまだまだ半信半疑です。
なので、その当時は
「一部屋だけもしてもらえたら・・・」との思いでした。
そして新建材の家を建築している中
一部屋だけを「もみの木」にしていただいた
お客様から勉強させていただく事になります。
あるお客様は
建築中、もみの木の部屋に入った時、
(もみの木の空間とその他の空間で)
「なんか空気が違うのがわかる」と。
その方は当初、1部屋だけの予定が
「まだ変更できるなら他の部屋もモミに変更したい」と。
そしてまだ変更が可能なLDKを 新建材からもみ仕様へ変更に。
そして完成してすぐ、寝室をリフォームすることに。
なんだか もったいない話のような感じもしますが
のちのちリフォームを・・・と考えるのなら早い方がいい!!
お客様の決断は早くて かっこよかったです。
またあるお客様は
寝室のみを もみの木空間へ
引渡し後 お客様から
「花粉時期やのに 鼻水が止まるんやけど・・・。
ただ他の部屋へ行くと、またまた鼻水が出るんだよね。」と。
そして そんな事があった次のお客様
「予算が余ったら、一部屋だけもみの木にしたいなぁ~。」。
そんな状況で工事は進んでいきます。
もう少し工事が進むと家全体は難しくなります。
そのお子様は喘息持ちと聞いていました。
だからこそ、「しつこい!!」と怒られる覚悟で
最後にお客様へもう一度「意思」の確認をさせていただきました。
そして 結果は「もみの木の家」に。
引渡し後 しばらくして
旦那様から色々な喜びの声をいただく事になります。
みんなに同じ効果があるとは言い切れませんが
今の症状より悪くなることはないと思います。
私自身、「室内環境が良くなったから」だけとは思っていません。
生活習慣や食生活も大切だと思っています。
ただ食生活などはその日から気をつけることができますが
住む環境は簡単には変えれません。
お客様から教えていただいたこと
室内環境の大切さ
現在、当社の注文住宅は
「もみの木の家」しか取り扱っておりません。
建ったあとに、お客様が・・・
というより自分が後悔するから。
そしてお客様の声は
「住みんでみて・・・」について教えてくれるようになります。
こんな嬉しいことはありません。
長文になってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。