危険な家具の見分け方。
こんな経験はないでしょうか?
家具屋さん、ホームセンターなどでは分からなかったけど
家に入れると なんだか独特のニオイがする。。。
それ!
体に有害物質と言われている化学物質のニオイかもしれませんよ。
危険な家具の見分け方。
それは ツンとした独特なニオイ です。
新築時に多いのも このニオイです。
どうして そのニオイが危険なの?
シックハウス症候群、またはシックビルディング症候群
という言葉を聞いた事があると思います。
症状としては
目の刺激、鼻水、涙、咳、頭痛、めまい、倦怠感、皮膚の乾燥など
多岐にわたります。
そのため
建築基準法では2003年7月1日以降に着工する建物には
建築材料からの化学物質について規制がされるようになりました。
規制対象の化学物質は2つ
1・クロルピリホス
有機リン系の殺虫剤などに含まれる物質。
人体に入るとけいれんやめまい、吐き気、頭痛などを引き起こします。
現在、クロルピリホスを添加した建材は使用禁止になっています。
2.ホルムアルデヒド
強い刺激臭がありシックハウス症候群を引き起こす化学物質の代表的存在です。
合板、パーティクルボード、MDF材、壁紙、接着剤、塗料、衣類やカーペットなど
さまざまな製品に使われています。
目や鼻に刺激を与え、咳、くしゃみを生じ、ひどい場合は 呼吸困難になることもあります。
そこでシックハウス対策として
家に使用される建材は 厚生労働省で健康上問題ないとされる
ホルムアルデヒドの室内濃度の規制がされるようになりました。
室内濃度指針値は0.08ppm。
・・・が、家具や雑貨扱いものには この規制はありません。
家具には 強いニオイがする物が多いけど、大丈夫なの?
そんな疑問に応えるべく
室内濃度指針値以下の家に家具を入れた際のこんな調査結果があります。
家具の検体は30。
家具を室内に設置し、24時間後にホルムアルデヒドの室内濃度を測ります。
6検体は 指針値(0.08ppm)を上回った。(0.09~0.34ppm)
上記のうち、1検体は 指針値(0.08ppm)の4倍以上の濃度も。(汗)
低ホルムアルデヒドである表示がされている家具もありましたが
指針値は0.15ppmと 指針値(0.08ppm)の約2倍という結果に。
・・・で、この家具(タンス)に乳児用衣類を1日置いたところ、どうなったのか?
衣類への移染が確認されました。
肌が敏感な方は 皮膚への影響も考えて選んだ方がよさそうですね。
すべての家具が危険という訳ではありませんが
シックハウス症候群になってもおかしくないレベルの商品はまだまだ存在します。
ここで注意していただきたいのは、いくら指針値以下の家具であっても
ホルムアルデヒドの放散が少ないということでゼロではないという事。
多くの家具は人にとって有益な効果が付いている・・・という事はほぼないですね。
そうなってくると 衣料用防虫剤・防カビ剤・防湿剤・防臭剤など
新たな化学物質を加えないと衣類等の保管に困る事もあります。
指針値以下の家具を選んでも これでは意味がなくなってしまいますね。
そこで!もみの木ハウスでは
収納場所には 調湿・消臭・抗菌効果のある、もみ家具を設置することで
新たな化学物質を増やすという事を抑制することにも役立っています。
もみの木ハウスのもみ内装材は すべて自然乾燥。
成分が温存されているもみの木内装材を使用しているため
ホルムアルデヒドを分解することが分かっています。
ランニングコスト・メンテナンスコスト・耐用年数で見てみると
安い家具ほど 実は高かった!っていう事は よくある事なので
長く使うものほど 上記の3つ+安全性は
考慮して選んぶことをお勧めしています。
見学会・イベント | もみの木ハウス・わかやま (和歌山県田辺市) (wakayama-koyama.com)
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