結局どれがいい?木の家を選ぶ際の③つのポイント!No2
次は 2.木の切り方(取り方)。です。
これで何が変わるのか?
・・・かというと
大切な 〇〇効果に差が出てきます。
何の効果が変わるのか?
さっそく くわしく見ていきましょう!
木から材料を取るには 2種類の方法があります!
①板目(いため) と ②柾目(まさめ)
①板目(いため)の特徴
・1本の丸太から材料が取れる量が多くなるため、価格が安い。
・水を通しにくく、液体を貯蔵する入れ物などに向いています。
②柾目(まさめ)の特徴
・ある程度の大きさの丸太から材料が一定量しか取れないため
希少価値が高く割高。
・水を通す性質があるため、すし桶や米びつなど
余分な水分を飛ばす入れ物などに向いています。
木は年輪と年輪の間で水分を閉じ込める性質があります。
例えるなら・・・ストローを束にしたようなイメージです。
そのため
乾燥すれば ストローの口から水分を出し
湿気が多い時は ストローの口から水分を蓄える事ができるため
木には調湿効果がある
・・・と言われているわけですが
水をはじく切り方だと調湿効果は弱くなります。
なぜなら、ストローの口からではなく
ストローの側面から水を飲んだり吐いたりしてね。
って状態になるから。
・・・ということで
木の切り方を見れば「調湿効果」の違いが分かります。
どれほど違うの?
濡れた足で歩くと すぐにわかります。
柾目の床の場合は
数歩で 足裏がさらさらになりますが
板目の床の場合は
数歩では 足裏がベタベタのままです。
また板目は水をはじく性質があるためシミになりやすいので、
濡れたらすぐに拭く事をお勧めします。
↑ 水ジミの跡
板目と柾目には こんな違いも。
・部屋干し。
もみの木ハウスの特徴の1つ。
床で床干し。も柾目だからできること。
板目では シミや凹凸、カビの原因になる可能性があります。
・加湿の仕方
柾目の場合、水拭きや水撒きをすることで加湿になります。
板目の場合は 水拭きや水撒きは基本NGになりますのでご注意を。
さて、ここで質問です。
「板目と柾目。あなた好みはどちらでしょうか?」
用途が変われば メリットがデメリットに。
例えば・・・壁や外壁材。
柾目は水を通しやすいので不向きですが
板目は水を通しにくいので昔から外壁材として使われてきました。
使い方次第で素材の特徴がメリットにもデメリットにもなる。
木の家の効能を求めるなら
素材を特徴をしっかり把握されている人に依頼すると安心ですね。
さらに言えば
その「木」を使った家に住んでいる人に聞くと なお安心です。
実際に住まないとわからない事は多いですから。
商標登録された もみの木の家のことなら
もみの木ハウス協会加盟店 または 健康な住まい造りの会 まで
もみの木の家に 実際に住んでいる方ですので
マニュアルではなく、リアルな内容で対応してくれますよ。
1つ言い忘れていましたっっ!
上記の柾目の特徴は
プラス「乾燥方法」が〇〇だから。
次回につづく。
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