24時間換気。お掃除していない人は6割も!
2003年以降に建てられた住宅に
必ず設置されている24時間換気システム。
何のために設置義務になったのかというと・・・
主に新築住宅では 建材部材に含まれる化学物質で
シックハウスなどの健康被害が増えたから。
ちなみに持ち込む家財(家具、芳香剤、防臭・防虫加工など)にも
化学物質の発生源となるものはたくさんあります。
そのため、24時間の換気を利用して
化学物質の濃度を低く抑えましょう。って事で義務化になったのですが
掃除をしたことがない人が なんと6割も。
さて掃除をしないと どうなるのか?
・室内の空気が汚れたまま
・化学物質の濃度は上がり続ける
って事になります。
窓を定期的に開けて換気する方なら まだいいのですが
共働き世帯やアレルギーの影響で
窓を開ける時間は 年々少なくなっているかもしれません。
なおかつ
ニオイが気になったら・・・消臭スプレーでシュッシュ。
何らかの理由で室内干しをする方が増えています。
・・・のおかげで
室内に化学物質の濃度がさらに上がりやすい状況。
今の住宅は隙間風がほぼない気密住宅。
つまり隙間風で勝手に空気の循環はムリだよ。
・・・ということです。
特に暑~い夏や 寒~い冬は
窓の換気時間は少なくなるのに24時間換気は汚れたまま(汗)
ってなると
室内の汚れた空気を吸い続け、
ニオイや湿気も外で出にくくなり
健康被害まっしぐらの環境で過ごすこと間違いなしでございます。
じゃぁ、なぜ掃除をしないのか?
最も多い意見が「掃除の仕方がわからないから。」です。
そりゃ、掃除したくてもできないのも当たり前ですね。
そのため、弊社では
90項目にわたる住友林業ホームテックによる定期点検
1年、2年、5年、10年目とあるのですが
1年目に お手入れ方法
2年目に お手入れ確認
をさせていただいております。
弊社で扱っている24時間換気(ルフロ)の
お手入れは1年に1回でOK。
もみの木ハウスの環境だからかもしれませんが
給気のフィルターが油ギトギトという事は
今のところ見た事はなく
食器用洗剤でカンタンに汚れが取れています。
メインの部分も水洗いでキレイになっております。
メンテナンスはカンタンなので
難しくてできない。。。という可能性は極めて低いでしょう。
高気密高断熱住宅は
一般的には第1種換気が主流ですが
もみの木ハウスでは 第三種換気を使います。
理由は もみの木ハウスの特徴
1.室内空気が汚れにくい環境
2.湿気やニオイが気になりにくい環境
なおかつ第三種換気(ルフロ)のメリット
4.ランニングコストが安い
5.メンテナンスがラク
6.音が静か
だから。
第三種換気のデメリット
給気時に寒い空気・暑い空気がそのまま家に入る
・・・と言われていますが
特に それは感じた事はないので
もみの木ハウスとは相性が良いみたいです。
永く使うものほど
電気代は安く、お手入れがしやすい方がいいと思って人なので
もみの木ハウスの第三種換気。
1ヶ月で電気代は約100円ほどで
1年に1回のお手入れ。
10分ほどあれば できるので そこはがんばりましょう。
そもそも 弊社が扱うもみの木内装材は
樹種の中でも天然の化学物質が極端に低いものになります。
さらに室内汚染の代表的なホルムアルデヒドなどは
もみの木の成分テルペンにより
科学分解され空気の浄化作用がある事で知られています。
そして
床に触れているだけで足のニオイが変わるほどの
消臭効果があります。
つまり、消臭剤などの持ち込む化学物質の量を減らす事ができます。
24時間換気。
そこに頼りすぎない環境づくりをお届けしています。