住宅の悩みの上位「ニオイ」の原因とは?
住宅の悩みで 上位にあがる「ニオイ」問題。
どうして なくならないのか?
そのヒントは
実際にもみの木ハウスに住むN様のお話にヒントがあります。
先日、娘が家に泊まりに来た時、
娘が驚いた3つのこと。私に教えてくれました。
1.風呂上りでも床さらさらやんっ!
2.犬がこんなにいるのにニオイがあんま気にならんなぁ~。
3.部屋がジメジメしていない。 と。
さて、上記3つの中にニオイ問題の答えがあります。
どれでしょう?
正解は「1」。
もみの木ハウスの特徴といえば
何と言っても 床が心地いい です!
なので、敷物がなくても過ごしやすい環境になります。
ではなぜ、敷物がなくなるとニオイが軽減するのか?
なぜなら・・・
布団は こまめに天日干し
布団は こまめにシーツを洗う
は、よく聞く話ですが
絨毯などの敷物となると
何か月も干したり、こまめに洗ったりしていない人の方が多い。
中には 何年も・・・という方も。(汗)
すると どうなるのか?
ジメジメが加わり、ニオイの発生源となります。
コレっ! ニオイ以外にも色々と問題ありありです。
絨毯を布団に置き替えてみるとわかりやすいですね。
目では見えませんが
ニオイや汚れは蓄積されるし、ダニの温床となるし
そこを歩いたりすることで
死骸や糞が舞う事により、部屋の空気が汚れる原因になります。
つまり、敷物で1つで いろんな問題が増える事がある。
・・・で、アレルギー症状の人口が増え
空気清浄機を使用される方が増えていますが
発生源をどうにかしない事には
いつまでたっても 症状は改善しません。
またニオイがカンタンに消臭できるという理由で
安易に消臭スプレーを使うと
今度は 体の負担になっている事も。
絨毯などの敷物が悪いわけではありません。
むしろ、靴を履いて利用するホテルなどでは
敷物がないと不便なものになります。
使う側がどんな場所にどう使うかで良くも悪くもなる。
こまめに干したり、洗ったりできる方はいいですが
こまめにできない方は
そもそも 敷物がなくても、ニオイが気になりにくい
環境に選ぶと 新たな悩みを持たなくて済むかもしれません。
私たちの周りには便利なモノがたくさんあります。
・・・が、それを管理できるかどうかで
厄介なものに変化する事があります。
自分が聞いた中で、喘息の発作になったご家族の共通点。
それが・・・絨毯を何か月も放置している!という事でした。
これが原因とは限りませんが可能性は高いと思います。
できる!できない!は人それぞれですが
できる人でも できなくなる場合はあります。
そんな時でも 過ごしやすい環境だと
暮らしの保険になるのではないかと考えます。
保険って 通常は悪くなった時ですが
暮らしの保険は 今の身体を大切にするため。
便利なもの。
おうちの環境によって
いらないものに変わるから 家づくりはおもしろいです。