そのイライラ。鼻炎が原因かも?
2019年に実施された鼻アレルギーの全国疫学調査によると
アレルギー性鼻炎全体の有病率は49.2%。
日本人の約2人に1人が「鼻炎持ち」ってことになります。
最も多い発症年齢は 学童期(5~10歳)。
思春期(10~20歳)でさらに増加。
成人期や高齢者になってから発症することもあります。
アレルギー性鼻炎は
慢性鼻炎の一部であり、これらのデータから推測すると
日本では相当数の人々が慢性鼻炎に罹患している可能性があります。
鼻炎は、一見すると軽い症状に思われがちですが
慢性的な鼻炎の場合や症状が重い場合には
身体にさまざまな負担をもたらします。
1.睡眠の質の低下
・鼻詰まりがあると、十分に酸素が取り込めず
睡眠中にいびきや無呼吸状態を引き起こす事があります。
・睡眠不足になる事で、日中の集中力や作業効率が低下し、疲労感が溜まります。
2.慢性疲労
・鼻炎による炎症反応が続くと、体は常に免疫反応を起こしている状態になり
慢性的な疲労を引き起こします。
3.頭痛や集中力の低下
・鼻づまりによる副鼻腔炎(蓄膿症)を引き起こすと
頭痛を引き起こす事があります。
4.免疫力の低下
・鼻腔は外部からの異物(ウィルスや細菌)を防ぐ重要なフィルターの役割。
が、鼻炎で鼻腔の機能が低下すると、免疫力が弱まり
風邪や感染症にかかりやすくなります。
5.精神的なストレス
・鼻炎症状が続くと「鼻が詰まってつらい。」「くしゃみや鼻水が止まらない」
といった不快感がストレスとなります。
・特にアレルギー性鼻炎は季節性が強いため、症状が重なる時期に
抑うつ状態やイライラを引き起こす事があります。
6.日常生活の影響
・集中力が落ちるため、仕事や学業、家事の作業効率が低下する。
・くしゃみや鼻水など人前に行くのが億劫になる。
7.子供への影響
・成長期の子どもの鼻炎を放置すると慢性的な口呼吸になりやすく
顔の骨格や歯並びに影響を及ぼす事があります。
ただの・・・「鼻炎」って思われがちですが
鼻炎を発症すると リスクは 何かとありありです。
鼻炎対策には
1.適切な治療
2.部屋の掃除
3.花粉を家の中に入れない
・・・と言われていますが
病院での待ち時間。掃除。花粉をはたく。
鼻炎だけでも辛いのに・・・
辛いうえに 辛すぎです。
「あ~ラクして鼻炎って解消できないものかなぁ~。」
って思っていたら 出会っちゃいました!
それが・・・つづく。