無垢フローリング。傷つきにくくする③つの方法。
無垢フローリング(床材)は
神社仏閣をはじめ、住宅の建材として長い歴史があります。
中でも注目すべきなのは
木材の持つ天然の調湿効果ですね。
夏は高温多湿でジメジメして暑く
冬は低湿低温で乾燥して寒い
日本の住宅環境には適しているといえます。
ただ・・・こんなお声も。
「無垢フローリングって肌触りがいいけど、傷がつきやすい!」
そこで!傷をつきにくくする③の方法をご紹介します。
①やわらかい床材なら 硬い床材に変える!
硬い床材(広葉樹)にする事で 傷は付ききにくくなります。
デメリットは
靴を脱いで生活する日本では
足元の冷えが感じやすい。長時間立つと足が疲れやすくなります。
⓶やわらかい床材にウレタン塗料を塗る!
表面が硬くなるので これも傷がつきにくくなります。
デメリットは
ペタペタする。静電気が起こりやすい。足元の冷えが感じやすい。
長時間立つと足が疲れやすい。木の効能がなくなる。などがあります。
③やわらかい床材を凹凸のある浮造り加工にする!
木の年輪には夏目と冬目があります。
人で言えば夏目は脂肪で冬目が筋肉です。
柔らかい部分の脂肪を適度に削る事で傷がつきにくくなります。
デメリットは
直に床で寝ると 腕や顔に木目の跡が付く。
すぐには取れにくい汚れがある。(血液や墨汁など)
どれがいいのかは住む人次第でしょう。
「無垢フローリングをしたいけど、傷がつきにくい床ってある?」
って質問した場合、上記①~③のうち
どれをお勧めしてくれるのかも
会社によっても変わってくるでしょう。
もみの木ハウスでは どれになるのか?
答えは③の浮造り加工になります。
もみの木の特性を活かしつつ
凹凸がある事で歩く度に心地いい刺激を感じる事ができます。
で、ここで注意してほしいのが
傷はつきにくくなるとは言っても
どんな床材でも 住んでいれば必ず傷はつくということ。
見た目を重視するのか
身体の負担を重視するのかで
選び方は180度 変わります。
一番大切な事は
どんな目的で無垢フローリングをしたいの?
ってところ。
・身体にやさしい素材がいいから
・さらっとした肌触りがいいから
・・・という方は
選ぶ前に以下2つを必ず試しておきましょう。
1.裸足で30分以上触れてみる。
2.直に床に30分以上座ってみる。
たった この2つを試しておくだけで
自分に合っているかどうかは気づけるかと思いますよ。
もみの木ハウスわかやまでは
その2つのお試しの場として
各イベントを定期的に開催しています。
無垢フローリングを考えられている方は
自分に合うか合わないのかを必ず試してみてくださいね。