9割の人が知らない「家の湿気」の話

家づくりの相談でよくある勘違いがあります。
それが
「新築だからカビは生えない」
という考えです。
実は
家の湿気のほとんどは
外からではなく、家の中で発生しています。
そのため、新築でもカビは生える可能性は十分あります。
今回は
9割の人が知らない「家の湿気」の話です。
家の湿気はどこから出るのか?
私たちの生活だけでも
かなりの湿気が発生しています。

例えば 4人家族の場合
・料理 約1~2ℓ
・入浴 約1ℓ
・室内干し 約3ℓ
・呼吸・汗 約4ℓ
合計すると 約9~10ℓ/日
500mlのペットボトルでいえば
約18~20本分の水分が
毎日空気中に放出されている計算です。
湿気が多い家で起こること
湿気が多い家では
・カビ
・ダニ
・ニオイ
・結露
が発生しやすくなります。
さらに
・床がペタペタする
・空気が重く感じる
という状態になることもあります。
実は内装材が湿気を左右する
家の湿気対策を聞くと
・換気
・除湿
を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん大切ですが
実はもう1つ大きく影響するのが
内装材(壁・天井・床)です。

家の中で一番広い面積を占めているのが
壁と天井
その次は 床ですね。
この素材によって
湿気の動きが変わります。
湿気をためる内装材
日本の住宅の多くが
壁・天井:ビニールクロス
床 :カラーフローリング
が使われています。

表面はキレイですが
・湿気を吸わない
・湿気を逃さない
という特徴があります。
そのため
湿気が表面に残りやすく
・脱衣所がカビ臭い
・床がペタペタする
原因になることがあります。
最近、増えている考え方

・調湿する壁材
・自然素材の床
を選ぶ人も増えてきています。
理由は
湿気をコントロールできるから です。
ただし注意も必要です
「調湿する素材」と言っても
すべて同じ性能ではありません。
例えば・・・珪藻土。
バスマットでも有名な素材ですが、万能ではありません。
吸湿・放湿には限界があり、
施工の厚みや配合によっても性能が大きく変わります。
例えば・・・無垢の床。
木の乾燥乾燥 と 木の切り方(板目or柾目)
などの条件によって調湿性能は変わります。
素材の特徴を理解したうえで
選ぶことが大切です。
まとめ
家の湿気の多くは
生活の中で発生しています。
その湿気を
・ためる家
・コントロールできる家
ココの違いで
暮らしやすさは大きく変わります。
そしてその違いをつくるのが
内装材です。
もし
・カビ臭い
・ジメジメする
・床がペタペタする
と感じている場合は
家を建てる前に
濡れた足または濡れた手で
素材の違いを体感されることをおススメします。
高すぎる湿気は家の寿命を縮めます。


















