仕事が減ってしまう理由
一般的な家の床に使われているカラーフロア。
このカラーフロアの仕組みは
合板の表面に薄い突板と呼ばれる木目の薄い板を張ったり
木目などをプリントしたシートを張っています。
色柄を選べて比較的 安価なカラーフロアですが
表面のシートの下は合板なので
表面に傷がついたり剥がれてしまうと
水を染み込みやすい状態になります。
そして浮いてきたりカビの原因になったりします。
そこで依頼されるのが床の張替えリフォームです。
ですが、もみの木の床の場合は
もともと傷つきにくい浮造り仕様ですが
もし床が凹んだ場合は、お湯などをかけたりして補修が可能です。
これは木には夏目(柔らかい部分)と冬目(堅い部分)がありますが
この夏目部分を膨らますイメージです。
↓でいうと 凹凸の凹んだ方が夏目です。
また表面の汚れが落ちにくい場合などは、
真鍮製のブラシなどで擦って自分で補修ができたりします。
そして
もみの木ハウスの壁紙は汚れてきたら
張替ではなく上から自分で自然塗料が塗れてしまいます。
・・・ってなると
家の中のリフォーム依頼は減ってしまいますね。。。
ただ・・・住み心地って考えると
もみの木の床は すごく心地いい。
通常、床が塗れていると滑りやすかったりしますが
それが少ない。。。ってか ないかも。。。
カラーフロアと無垢フローリング。
どちらも基本のお手入れは乾拭きになります。
もみの木の床は無垢フローリングの部類になりますが
ちょっと違うところが 水拭きOKなところ。。。
それも堅く絞ったタオルではなく
ベトベトなタオルで・・・
なのでベタベタな足で走り回っても
足跡はすぐに消えてしまいます。
何十年と暮らす家。
内装材を何を選ぶかで
住み心地だけでなく将来の費用も変わってきそうですね。