「木の家」。違いのお話
「木の家」ってよく聞きますが
杉とかヒノキとか特定の木の名前がなかったりします。
おそらく広葉樹・針葉樹の多くの木の中から
お客様好みで選べる家なのでしょう。。。
そして「木の家」に続くのが「健康」だったりします。
本当にそうなのでしょうか?
理由の1つとして人工的な化学物質が含まれてないからでしょう。
ただ・・・木にも天然の化学物質は含まれています。(汗)
だからこそ「木の家」には特徴を活かした使い方があります。
例えば、ヒノキの家ならば高気密にしない方がいいとか・・・ですね。
「木の家」といっても中身はさまざま。
覚えておいた方がいい違いをまとめてみました。
①「木の家」といっても
こぼれ種から育った「天然木」と植林された「人工木」があります。
天然木の特徴は年輪が細かく、木材の強度があります。
ただ市場に流通する多くの木は植林された人工木になります。
②「木の家」といっても
「自然乾燥」と「人工乾燥」があります。
自然乾燥の特徴は、ゆっくり水分が抜けていく乾燥方法で
木の貴重な成分を温存してくれます。
③「木の家」といっても
建材樹種によってアレルゲンが少ない樹種と多い樹種があります。
建材樹種によって住めなくなってしまうほどの反応が出る場合があります。
④「木の家」といっても
柾目(まさめ)と板目(いため)。材料の取り方が違います。
柾目は精度が高く、変形が少ない。調湿効果が高い材になります。
⑤「木の家」といっても
広葉樹のように堅い木と針葉樹のようにやわらかい木があります。
素足生活をする日本では歩行衝撃が少ない針葉樹がいいでしょう。
もみの木ハウス では
「木の家」の違いを知っているからこそ
内装材には上記⑤つの木の特徴を最大限に活かした
「もみの木」のみを床や天井、壁に使用しています。
他社でも「木の家の違い」。
何にこだわっているのか、まずは確認してみましょう。
人工乾燥なのに「調湿効果があって・・・」とか言ってたら
ちょっと危険な会社かもしれません。(汗)