良い?悪い?組み合わせ
組み合わせって色々あります。
その中でも体に影響がある食べ合わせ。
何げなく食べている食事ですが
相性が良いものと悪いものがあります。
食材の本来持っている以上の効果が得られたり
逆に食材が本来持っている栄養素を阻害したり、
体の不調の原因になったりする
食材の組み合わせってご存知でしょうか?
では、食べ合わせの良い組み合わせって何でしょう。
①お寿司にガリ
生姜からできているガリには殺菌効果があります。
生を扱う食材が多いため
食中毒を予防したり、消化を促進してくれる効果が期待できます。
また生魚は体を冷やしてしまいますが
血流促進効果があるガリと一緒に食べる事で
冷えを軽減してくれる効果もあります。
②豆腐に鰹節
豆腐と鰹節は どちらもタンパク質豊富で
豆腐だけを食べるよりも
鰹節をプラスする事で
よりカルシウムが吸収されやすくなったりします。
冷ややっこに鰹節をかける際は
少し多めでかけましょう。
逆に 食べ合わせの悪い組み合わせって何でしょう?
①枝豆にチーズ
チーズに含まれるカルシウム。
枝豆に含まれるフィチン酸が阻害して
うまく吸収できなくなります。
②しらすに大根おろし
しらすに含まれるアミノ酸のリジンが
大根に含まれる成分によって体内への吸収を阻害します。
大根おろしは一度加熱しておくのがオススメです。
家づくりにおいても
素材の相性のいい組み合わせがあります。
もみの木の家でいうと
①もみの木にラウファーザーの壁紙
ビニールクロスは使用しません。
ビニールクロスには有害物質が含まれている事が多く
アレルギー疾患を悪化させる可能性があります。
せっかくの もみの有効成分を阻害しない
紙や木からできたラウファーザーの壁紙を使用します。
素材の相性の悪い組み合わせでいうと
②もみの木に塗料
もみの木の床や壁などに樹脂系の塗料は使用しません。
水は弾くようにはなりますが
せっかくの調湿や消臭効果などがなくなり
心地いい肌ざわりまで変わってしまうからです。
一番は無塗装で使用する事をお勧めします。
無塗装なので
墨汁などモノによっては汚れが取れにくい場合がありますが
一気に取ろうとせず、たまに水拭き等を行っていれば
いつの間にか消えているという事がよくあります。
汚れより心配なのは、せっかくいい素材を使っても
簡単に悪い環境になってしまう素材も存在します。
健康に暮らせる素材であっても
組み合わせる素材との相性によっては
有効成分を効率よくしてくれるものもあれば
有効成分を阻害するものもあります。
せっかく家を建てるなら
相性が良い素材の方がいいですね。
自社が扱っている素材の相性などの良し悪しは
どんな会社もわかっていると思いますので
「この素材は何ために使うんですか?」は
しっかり確認しておくと安心ですね。