もみの木の家の不思議な効果。
もみの木の家の見学会や体感ルームでは
実際に体感していただいて
よく言っていただけるお言葉があります。
それは・・・
「鼻が通るようになった。」
「咳が軽減する。」
「続いていた頭痛がラクになった。」など
個人差もありますが
数分~数十分で体感いただけているようです。
なので
「もみの木の家はどうしてこんな効果があるんですか?」
というご質問をいただく事がよくあります。
どうしてこんな効果があるのでしょう?
近年の研究で少しずつその効果が明らかになっています。
もみの木の精油成分の中には
「カレン」という成分があります。
咳を鎮める作用があり、
森林浴効果(もみの木の香り)との相乗効果で
喘息の症状やしつこい咳の改善に有効とされています。
その他にも呼吸器と神経系を強化・浄化する作用があるため
鼻炎にも有効なのかもしれません。
また「森のお医者さん」といわれる もみの木には
「ボルニルアセテート」と「αーピネン」という成分が非常に多く含まれています。
空気の浄化作用や抗菌・化膿防止・精神安定や
空気中のウィルスを少なくしてくれる作用があります。
そのほか
もみの木から半永久的に放散されるフィトンチッドの中の
香り成分(テルペン)には
有害な化学物質(揮発性有機化合物)と結合し、分解して
室内の空気環境を整えてくれる作用もあるそうです。
意外と思われるかもしれませんが
樹木には人にとって有効成分があっても
アレルゲンが多く含まれるものがたくさんあります。
人によっては住めなくなくなってしまう程の反応が出る方もいるくらいです。
その中でも
もみの木は人に有益なフィトンチッドはたくさんありますが
アレルゲンが少ないため
敏感な方にも安心して使用していただけます。
もみの木ハウスの家では
使用するもみの木の5つの条件というものがあります。
そんな もみ材のうち
床材は さらに浮造り加工を施すことによって
効能を最大限に利用できるようにしています。
自然乾燥したもみ材は 一枚一枚手作業で行っており、
乾燥の段階で多くの材料にひび割れが発生するため
実際に内装材として使用できるのは ごくわずかになります。
手間暇がかかる作業ですが
もみの木の持っている有益成分を多く残すことができます。
もみの木の家の不思議な効果は
持続可能な森林として
推定樹齢150年以上の木を計画伐採することで
植林ではなく天然更新できる素晴らしい森林管理と
職人による 手間暇を惜しまない技術があるからこそ
実現した もみの木の内装材のおかげなのです。