もみ力。
もみの木の家には
なんだか不思議な力があります。
それを「もみ力(もみりょく)」と個人的には言っています。
「もみ力」って何だろう・・・?っていうと
今まで気づかなかった事も 気づくきっかけをくれたりします。
例えば、香り。
もみの木の家に住みだすと
今まで 良い香りだと思っていたのが、苦手になる方が多いです。
どうして苦手になるのかというのは、
「本当は苦手なニオイだった!」という事を気づかさせてくれるからです。
例えば、床。
今まで「スリッパ生活」が普通だったのに
もみの木の家に住みだすと「スリッパを履きたくない!」ってなったりします。
どうして そうなるかというと
スリッパより 床の方が心地いい からなんですが
そうなってくると「絨毯などもいらないんだ!!」という事も気づいたりします。
食べ物だと 苦手な物は あえて食べません。
家だと どうでしょうか?
苦手な部分があっても 受け入れてしまうと
空気をキレイにするために・・・。
ニオイを軽減するために・・・。
湿気でカビ対策のために・・・。
床の冷たさを軽減するために・・・。 etc
苦手な部分を軽減するための物が増えていったりします。
「それはそれでいい。」という方は いいんですが、
少しでも 室内環境を良くしていきたいという方は
まずは自分にとっての苦手な部分を見つける事から始めてみてください。
「湿気が苦手。」「ニオイが気になる。」とか。
苦手な部分は住んでいる間、 ずっと苦手なままです。
どれだけ苦手な部分を減らせるかで
自分にとっての快適レベルがランクアップしていきます。
一時的ではなく何十年、何十万時間の生活環境。
この快適レベルで 日々の暮らし方も変わるから
「家」って かなりおもしろいです。