「所有価値」から「使用価値」へ。
小学校の授業で 先生からこんな質問がありました。
「お金を持っているかどうか どうやって判断しますか?」
「家です!」
「車です!」
「時計です!」…
クラスメイトからの回答が続きます。
これって一体何の授業だったのか・・・?
こんな出来事をふと思い出しました。
所有価値の時代。
大きな家、高級車、ブランド品など
性能は問わず、
それだけで「すごい!!」ってなっていた時代がありました。
では、今の時代はどうでしょう?
使用価値の時代になっているように感じます。
家は 大きさよりも耐震性や断熱性を。
低燃費な車を。
長く使える いい品の商品を。
昔にはなかった 高性能な携帯や機器を。
見た目だけではなく、
使用した際の価値が重視されるようになりました。
・・・ですが
今も変わらず 使用価値で選ばれていないものがあります。
それが 内装材。
多くの家の内装材は
床はカラーフロア、壁や天井はビニールクロスです。
見た目も良くて、お掃除がしやすく、価格が安い。
っていう事で 多くの家で使われるようになりました。
ここで注意してほしいのが
価格は安いけど、寿命は長くないよ。ということ。
一度、傷がついたら、自分で修復するのは難しいでしょう。
また 約10年~劣化が進んでいきます。
これを長いと思うのか短いと思うのかは人それぞれですが
新品の時から いろんなものがないと住めないよ
って事は みなさん もうご存じの通り。
それが スリッパ・絨毯・マット類。
消臭剤・除湿剤・防虫剤、ワックス、塗料など。
今は便利な消臭・防臭加工のものも増えています。
室内の空気が汚れる原因が
住宅建材だけでなく、自らどんどん取り入れている環境ということに
気づいている方は 多くはないでしょう。
「〇〇が悪い」という事ではなく、
自分で汚染しているという事に気づけないという方が危険なのです。
それに輪をかけて気密性が高くなっています。
今は24時間換気が義務化になっていますが、
さて これだけで、出し続ける汚れた空気をきれいにすることは可能でしょうか?
便利な時代になった反面、
日本人の約3人に1人は何らかのアレルギーを持っていると言われています。
それもそのはず。
私たちは毎日約3㎏の食事や水を取り入れています。
それが汚染されていたら・・・?
しかも空気はその約7倍を取り入れています。
長時間、長期間過ごす室内環境は
体に大きな影響力を与えるのは言うまでもありません。
室内の空気の多くが内装材からできています。
内装材次第で必要以上の空気汚染を減らす事は十分可能になります。
もみの木ハウスには その理由がちゃんとあります。
今も未来も 最大の財産は「健康」。
内装材の使用価値。
体への負担が少なくなって、寿命が長いものへ。
そんなおうちが もみの木ハウス になります。