「ふんだん」という言葉を使わない理由。
もみの木ハウスでは
「もみの木をふんだんに使います。」ではなく
「もみの木を適性量 使います。」と言います。
この違いって何だか分かりますか?
「ふんだん」って
「豊富に」「たくさん」という意味ですが、使用量が曖昧です。
「木をふんだんに使った家」を見ていると
たくさん使用している場合もあるし、部分的に使用している場合もある。
この違いは「予算」で変わってきたのかと思われます。
「木をふんだんに」とか「自然素材をふんだんに」は、よく使われるワードですが
「ビニールクロスをふんだんに」ってワードは見たことがありません。
言葉も使い方でイメージは変わるものです。
また おもしろいなぁ~と感じるのが
「木」や「自然素材」には恐ろしいほどの種類があり、特徴も様々です。
ですが、限定して効果を伝えている会社は少ない。
どうやら、自然素材って事で体にはやさしいみたいです。
「人はみな、誰に対してもやさしいよ。」って言っているようなものですね。
同じ人でも 穏やかな人もいれば、いつも怒っている人もいます。
「田中さんは 誰に対してもやさしい人だよ。」って言われれば理解できますが
「人はみな、誰に対しても やさしいよ。」って言われれば、
「おいっおい。あの人はそんな事ないだろ~!」ってなる事もあります。
人と同じように個性がそれぞれある「木」や「自然素材」ですが、
どれも同じような特徴があるように書かれています。
ですが、「おいっ、おいっ。そんな事ないだろ~!」って
突っ込む方はごくわずかしかいないので、
曖昧な言葉でも、良いイメージを持つ方が多いのかもしれません。
さて、もみの木ハウスが「ふんだん」という言葉を使わない理由には
「もみの木の家」 には定義があるからです。
もみの木の家とは Forest Bank(フォレストバンク)製品の内装材を
床面積の2倍以上使用した家のことを言います。
これは もみの木の製品の性質や性能を活かすための適性量になります。
適性量があるので、「ふんだん」って曖昧な言葉は使えません。
使いすぎても効果が同じなら、もったいないですし、
一部しか使わず、効果が感じられないなら、これもまたもったいない。
だから、適性量が設けられています。
これって もみの木の家だけでなく、あらゆる事に言えることだと思います。
焼きそばを食べに行ったのに、
麺が数本しかなく、具の方がいっぱいだったら、「これ、野菜炒めじゃん。」ってなる。
多少の好みの違いはあれど、
焼きそばには 焼きそばの麺と具の適性量があります。
調湿効果がある無垢材ですよって聞いたのに
水拭きは基本NGです!って言われたら「調湿効果、ないじゃん。」ってなります。
ここは適性量 以前の問題ですね。
曖昧な言葉は くわしく聞くと
ポロポロと剥がれて中身がよ~く見えてくることがあります。
それも仕方ありません。
その営業マンは その家には住んでいない場合が多い。
食べた事のない料理の感想は言えないのと よく似ています。
聞いた内容だけを伝えるしかないんですね。
たくさんの種類を扱っているので体感する事も難しいいでしょう。
見た目だけではなく、体にやさしい家に住みたい方は
実際に住んでいる人の声を聞いた方が参考になります。
もみの木ハウスのお客様のお声。
気軽に聞いてみたい方は
田辺市のHair’s KURUKURU さんなら
髪をカットしてもらいながら、
もみの木ハウスに住んでみて・・・を教えてくれると思いますよ。
住んでから、もう1年経過しているので、春夏秋冬の感想も聞けますね。
自分はカットしてもらいながら、
いろんな もみエピソードを教えてもらっています。
その他、女同士、ぶっちゃけトークで笑いすぎて・・・
化粧が落ちて目がパンダになってしまう事がよくあります。(苦笑)