調湿実験。
2つの箱があります。
違いは 中の素材だけです。
左は もみの木ハウスの内装材。
床と天井をもみの木。壁はラウファーザーを張っています。
右は 新建材でよくみる内装材。
床はカラーフロア。天井と壁はビニールクロスを張っています。
開始時の 湿度の差は 3%。です。
そこに コップ半分以下のお湯を入れます。
6時38分。実験スタートです。
開始時から 16分経過後を見てみましょう。
左 湿度 57% 18%UP。
右 湿度 70% 28%UP。
同じ部屋に置いている 箱。
たった内装材だけで これだけの湿度に差が出てきます。
開始時から 3時間20分経過後を見てみましょう。
左 湿度 55% 先程より2%下がっています。
右 湿度 87% 先程よりさらに17%上がっています。
内装材の違い。
少~しのお湯を入れただけで 湿度の差は 3%→32%の差に。
ちなみに 室内の快適湿度は 40~60%です。
もみの木の家では
一定の水分を吸ったり、吐いたりして
50~60%の湿度を保とうとする性質があります。
なので、部屋干ししても乾きやすくなった!
というお声があるのでは この調湿効果のおかげ。
上記の箱の大きいバージョンが家だと想像してみてください。
部屋干しがなかなか乾きにくい理由がお分かりになると思います。
部屋干しでなかなか乾きにくい問題。
これで何が見えてくるのかというと
カビやダニ、ニオイも発生しやすくなるよ。って事。
また結露も関係してきます。
高性能な窓だと 室内と室外の温度差による結露を抑える事ができますが
結露しないというわけではありません。
部屋の環境によっては 結露する可能性は十分あります。
もみの木ハウスでは 窓が結露しない!!
というのは 高性能な樹脂窓を使用しているという事もありますが
勝手に調湿してくれる内装材を使用しているから。って事も関係しています。
結露・カビ・ダニ・ニオイなどの悩み。
いずれも 家の中の湿度が関係しています。
もみの木ハウスは 調湿効果だけでなく
なんともいえない 心地よさがあります。
梅雨時期でも布団はふかふかです。
寒~い冬! 暑~い夏!!に体感すると
よりわかりやすいでしょう。
敏感な方 は玄関で
分からない人は 最後まで分からない家です。
それで いいと思います。
考え方、感じ方は人それぞれです。