どう変わる?住宅ローン減税。
家を購入する際、多くの方が利用する
「住宅ローン」と「住宅ローン控除」。
「住宅ローン控除」とは
カンタンに言えば 税金を安くする制度です。
一定の要件はありますが
住宅ローンを借りて家を新築、中古物件の購入、一定のリフォームをすると
納めた所得税・住民税の一部 が
住宅ローン残高に応じて戻ってくる制度です。
今までは 家の性能に関係なく
借入れ期間10年以上あれば
みんな平等に住宅ローン控除を利用する事ができました。
・・・が この制度。
2022年の税制改正により大きく変わる事になります。
それが来年の2024年~。
家を建てる場合、省エネ基準を満たしていない住宅は
住宅ローン控除は 0円になります。
※但し、2023年末までに建築確認を受けていた場合は借入れ限度額2000万円
つまり、家は建てられるけど
省エネじゃない家は 住宅ローン控除は使わせないよ。って事です。
さらに家の性能によっても
住宅ローン控除の借入れ限度額も大きく変わります。
※新築の場合
・長期優良住宅・認定炭素住宅 → 4500万円
・ZEH省エネ住宅 → 3500万円
・省エネ基準適合住宅 → 3000万円
・その他の住宅 → 0円
土地+建物の借入金額が4000万円以上だったとしても
省エネ基準適合住宅の場合は 3000万円(△1000万円)しか
最大限住宅ローン控除は使えないって事になります。
いや、いや。
そんなに所得税や住民税払ってないから大丈夫!!って言っている方も
夫婦共働き、今後はどうでしょう?
コロナで今はボーナスカットされているけど、
またボーナスが復活したらどうでしょう?
住宅ローン減税は13年間あります。
最大限使えるようにしておく方が得策かもしれません。
長期優良住宅なら、その他の税制優遇もあります。
所得によっては
13年間で 300万円以上戻ってくる方もおられますので
使わないと損ですね。
・・・とはいっても 住宅ローン控除が使えるのは
2025年の入居までとなっています。
家の性能を下げずに お得に建てる方法。
税制優遇や補助金など うまく活用しましょう。
住宅ローン控除を利用する場合は
今年中に建築する会社は決めておきましょう。
事前にどの住宅ローン控除が使えるかは確認しておくといいでしょう。
見学会・イベント | もみの木ハウス・わかやま (和歌山県田辺市) (wakayama-koyama.com)
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