ダニ事情はたった○○で激変?!
今年は爆裂にダニが大量発生!!しているそうです。
・・・が、今に始まった事ではありません。
なぜなら・・・
日本の住宅はダニにとって 年中 居心地がいい環境だから。
さらに今は高気密高断熱の住宅が増えつつあります。
夏涼しく、冬はあったかい。
人にとって快適な温度&湿度は ダニにとっても暮らしやすいんです。
・・・ということで
高気密住宅を想定した実験。
温度も湿度も同じ部屋 に置いた2つの箱。
2つの箱に 少しだけお湯を入れたコップを投入します。
↓ 約20分経過後の写真。
①左の箱は 湿度80%ほどまで上がり、だんだん湿度が下がってきます。
②右の箱は 湿度がまだまだ上がっていき、その状態を数時間キープしてくれます。
同じ環境、同じ状況にも関わらず 湿度が変わる!
一体何が違うの?
その違いは たった1つ。
「箱の中身(内装材)」だけです。
①左の箱は もみの木の家で使用する内装材の仕様。
②右の箱は 日本の住宅の9割が使用する内装材の仕様。
・・・になります。
こんな事を言うと
「いや、いや。。。24時間換気が今はあるでしょっ!」
って言われそうですが、
箱が住宅と考えた時、ちっちゃな穴を開けたとして
答えは・・・想像してみてください。
さらに
湿気が溜まりやすいものが 家の中にはたくさんあります。
①寝具
②絨毯やカーペット
③床
④収納 など
その中でも①寝具はみなさんご存じの通り。
ここで質問です!
①寝具を 家の中に投入します。
上記の2つの箱。
どちらに入れた方が ダニが繁殖しにくいでしょう?
除湿剤、除湿機、布団乾燥機など
便利なアイテムはたくさんありますが
そもそもダニが繁殖しやすい環境だと・・・です。
小さな子供だけでなく、大人も増えてる何らかのアレルギー症状。
花粉症、鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎など
ダニが影響している事があります。
2つの箱。あなたなら、どっちで過ごしたい?
ただの内装材が暮らしを変えるとしたら・・・?
住宅の性能。
耐震性や断熱性能なども大切ですが
おうちの中の環境性能も忘れずに視野に入れておきましょう。
※間違えやすい「調湿作用」と「除湿作用」。
調湿作用ではなく、除湿作用になっている内装材が多々あります。
間違って言っている方が多いのも事実。(汗)
除湿作用の場合、一定の湿度が溜まるとカビや臭いの原因になるのでご注意を。
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見学会・イベント | もみの木ハウス・わかやま (和歌山県田辺市) (wakayama-koyama.com)