ダニが増殖しづらい室内環境とは?
ダニが増殖しづらい室内環境とは?
それを知るためには
家の中でダニが増えやすい場所を知っていると便利です。
1位 寝具
布団のなか・枕のなか・マットレスのなか・ベッドのなか。
2位 床
畳のなか・カーペットのなか・マットのなか・ソファのなか。
3位 収納
押入れのなか・クローゼットのなか・タンスのなか。
1~3位の共通点。
湿気が溜まりやすく、エサが豊富にある場所になります。
それ以外にも
エアコン・カーテン・クッション・空気清浄機など
お手入れが忘れがちになる部分もお気をつけください。
高温多湿になる日本の気候。
だからこそ、先人は家のダニ対策を定期的に行っていました。
例えば、畳。
春と秋に 天日干しをしていました。
ハタキで畳を叩き、ホコリをだして、日光にあてることで
汚れや湿気を除去して、畳の除湿機能を持続させていました。
例えば、着物。
年に数回、虫干しをしていました。
虫干しとは
湿気を飛ばし、虫に食べられないようにするお手入れの事です。
書籍などもそうですね。
虫干しをすると湿気が飛ぶので、ダニ対策にもなります。
では、現代はどうでしょう?
高温多湿の日本の気候は変わったでしょうか?
むしろ・・・高温多湿の気候はレベルアップしていますね。
現代でも布団は
定期的に干したり、布団乾燥機をされる方は多いかと思います。
・・・が、
その他の管理はどうでしょう?
年々、アレルギー症状が増えている原因の1つとして
「ダニ」が関係している事が多いようです。
どうしてか?
住宅の気密が高くなり、
部屋の温度が保ちやすくなる反面、
部屋の中から出た湿気が勝手に逃げにくくなったから。
そこにダニの繁殖場があれば
おのずと増えていくのは 当然といえば当然のことです。
しかも、虫干しなどを行っているご家庭はごく僅かでしょう。
そんな状況で
ダニが繁殖しづらい環境はできるのか?
ダニの養殖場を減らして
おうちまるごと調湿作用の環境にすれば
快適な環境でも、ダニの心配はそれほどいりません。
暮らしも ぐっとラクになります。
それがもみの木ハウスの室内環境です。
ただ・・・
長期間、お手入れをしない
絨毯・クッション・ソファなどは
部分的にダニが増殖する可能性はあります。
理由は言うまでもなく・・・。
続く。