性能で何が変わる?家を建てた後の〇〇のお金 vo1
ZEH住宅、省エネ住宅、長期優良住宅、耐震性が・・・などなど。
家の性能を言われてもよくわからない。。。
・・・と言う方のために
家を建てた後の〇〇のお金について
ピックアップしてみました。
それでは さっそくいってみましょう。
①火災保険
火災保険をかける際は
「T構造?」「H構造?」って必ず聞かれます。
この違いは何なの?かというと耐火性の違い。
T構造(省令準耐火)の方が燃えにくくなるので
H構造(一般木造)より保険料が約50%割引になります。
②地震保険
地震保険をかける際は
「耐震等級は?」って必ず聞かれます。
耐震等級とは建物が地震に対してどれくらい耐えられるのか表す指標
数字が高いほど強度が高くなります。そのため
耐震等級3・・・保険料が約50%割引になります。
耐震等級2・・・保険料が約30%割引になります。
耐震等級1・・・保険料が約10%割引になります。
では 比較してみましょう。
火災保険+地震保険 5年間
H構造・耐震等級1が約20万円だとすると
T構造・耐震等級3が約10万円になります。
35年間でみると差額は約70万円。
50年間でみると差額は約100万円。
保険期間 最大36年→10年→5年と短くなっています。
つまり長期保険割引率は低くなっているので
今後、保険期間が短くなるほど
この保険料の差額は大きくなるかもしれません。
ただ・・・
耐震等級3・T構造は火災・地震保険は安くなりますが
耐震性2以下・H構造より建築費は上がります。
つまり、どっちがお得かというと・・・
地震大国日本なので 耐震等級3はクリアした方がいいでしょう。
維持費でいえば 長期間になるほど T構造の方がお得になります。
どっちがいいのかは住む人と建てる会社の考え方で変わります。
見た目はほぼ同じなのに
家の価格って会社によって何で違うの?
その答えは
見た目ではわからない部分も違うから。。。になります。
よりくわしくは ↓ まで
見学会・イベント | もみの木ハウス・わかやま (和歌山県田辺市)
ちなみに
もみの木ハウスの考え方は
住まいは長く使えて安い維持費で賄える!
・・・なので、耐震等級3のT構造になります。
次回は 住宅性能で何が変わる?
建てた後の控除額や補助金のお金について
お伝えします。