節!!
床材などのある目みたいな黒い円。それは「節」と言う物です。
木の枝のある場所に必ず有るものです。これは本当に「目」みたいに見える。なので、嫌いな
人は本当に嫌がります!
では、なぜ節が出てくるのか?
木が若いからです。大木は地上から数メートルの間には枝が無い部分があります。そこで床材
を作れば節は出てきません。
でも杉や松などの若い木は、若い木が多いので節が無い材料を取るのが難しいわけです。大木から
しか取れません。
そうなると節なしの木は金額が高くなる訳ですね。逆に言うと節がある木は安いと言う事です。
そして若い木なので「板目」と言うタケノコ模様の木目が入ったものしか取れません。
そうなると節なしの木は、金額が高くなるわけですね!逆に言うと節がある木の方が安いと言う事ですね。
そして若い木なので「板目」と言うタケノコ模様の木目が入ったものしか取れません。この板目の特徴は
「水を通さない」と言う事になります。
酒樽や味噌樽など水分を貯蔵する時には板目の材を使っていました。
もみの木の床材や天井材には節が無い!「無節材」という言われ方をする材です。当然ですが大木になります。
樹齢は200~300年の物です。
1700年代に芽を出した木になる。日本の江戸時代中期です。杉や松などは昭和生まれがほとんどですから
木の成り立ちが違います。
しかも「柾目」という材になります。業界的には「柾目の無節」というストレートフラッシュみたいなものです。
板目の節ありはワンペアくらい!
中には節がある方が良いと言う人もいるでしょう。その辺はお好みなんでしょうが、床の木になにを求めるのか??
って事を考えた方が良いでしょうね!!
もみの木の床は「調湿作用」で柾目と言う事になりました。見た目で決まっているわけではないです。しかも柾目
にするには大木が必要だったわけです。
そうなると節が無い材料になるのは必然です。
でも、たまに節があるもみの木が混ざっている事があります。もみの木ハウスでは「当たり!!」って事で
大事にされます(笑)
節がある木か??ない木か??で色々と変わる。そこまで話をしてくれるような会社で家は建てた方が良いと思います。