深刻な「香害」
「香害」とは芳香剤や柔軟剤、
香水などの香りによって気分が悪くなったり
アレルギーを発症する健康被害のことを指します。
香りに含まれる化学物質が
めまいや吐き気、思考力の低下を引き起こす原因に。
この香りにより、学校や職場に行けなくなったなど
深刻な問題を訴える人もいます。
みなさんは経験ないでしょうか。
職場や家に帰ると
Xさんが来てたんだなぁ~という香りの形跡。
窓を開けてもしばらく残っていて
そして強い香りの中で 一時的ですが 過ごす事になります。
これが毎日何時間と一緒に過ごすとなると
体調不良になるのもわかるような気がします。
問題なのは 周りは不快に感じていても
本人は「いい香り」と思っているところ。
柔軟剤を利用している人の約4人に1人が
規定量以上の柔軟剤を使用しているそうです。
これは被害者が増える大きな原因ですね。。。
何かのニオイをごまかすために香りを付け
その香りでだれかの健康を奪っている可能性があります。
家の中でも同じことが いえます。
梅雨時期では室内干しが増えます。
カビ臭いからと・・・
香り付きの洗剤や柔軟剤、量が多くなっていませんか。
じゅうたんや布団にも消臭スプレーをかけたり。
トイレにはアンモニア臭などを消すために消臭剤や芳香剤を。
玄関にもニオイなどを消すために消臭スプレーや香料を置く。
押入れもなんか臭うからと服のニオイ移りを気にして消臭剤を置いたり。
ニオイに関するものだけでも
家の中は相当の化学物質の量になっています。
匂いは麻痺性があるので
よい香りを求めて使用量が増加していく傾向があるので注意が必要です。
もみの木の家に住みだして気づくことは
家独特のニオイや生活臭を感じない。
だからニオイをごまかすための
余計な香りや消臭剤は必要ありません。
代わりに 水拭きなどをすると
もみの木の ほのかな いい香りがする。
この香りはリラックス効果もありますので
香害で悩まされている方にも
安心して過ごしていただけると思います。
いろんな家がありますが
香料などを置かなくても過ごせる環境が
自分にも周りの人たちにも
そしてペットにも
「香害」での健康被害のリスクを減らす事に
つながっていくと思います。