壁紙のメリット・デメリット。
「室内の空気」は
多くが内装材で作られています。
一度、部屋の中を見てみましょう。
床、天井、壁
家の中で最も面積を占めるのは何でしょう?
答えは 天井と壁ですね。
そして、その大部分は壁紙が使われます。
日本で使われる壁紙の多くは
「ビニールクロス」です。
普及率でいうと90%以上だそうです。
メリットとしては
・コストが割安で貼りやすい
・色柄が豊富
デメリットとしては
・通気性がないため、カビやダニの原因になりやすい。
・静電気が起こりやすく、ホコリが壁紙に付着しやすい。
・日常生活のニオイが壁紙に付着しやすい。
・多くの化学物質が含んであり、時間と共に揮発する。
もみの木ハウス・わかやま では
家の中の多くを占める壁紙は
「ラウファーザー」を使用しています。
ドイツの再生紙とウッドチップからできた壁紙です。
メリットとしては
・環境、健康にやさしい
・優れた通気性・吸湿性
・アレルギーをお持ちの方にも適してしています
・PVCおよび可塑剤は使用していません
・複数回の自然塗料などの塗装が可能
デメリット
・施工が難しい、ビニールクロスに比べ割高
・色柄が選べない
・油汚れなどシミになりやすい
そして、一般的に壁紙の寿命は
10~15年だといわれています。
ビニールクロスの場合
劣化すると張替になります。
ほとんどがダイオキシンを発生する可能性があるため
産業廃棄物として処理が必要になる場合があります。
ラウファーザーの場合、
汚れたりなどメンテナンスの際は
張替ではなく
上から自然塗料を塗る事が可能になります。
「住まいは第3の皮膚である」といわるように
見た目だけではなく内装材を選ぶ際は
健康へのリスクも考えた方がいいですね。
人が1日に吸う空気の量は約20㎏。
そのうちの約6割
1日平均15時間、休日では平均17時間もの
室内の空気を吸っています。
室内環境によって
室内の空気はもちろんですが
自分でも知らず知らずのうちに
イライラしやすかったり、
ストレスを受けている場合があります。