アレルギーと室内環境
花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎・・・
2人に1人は
何らかのアレルギー疾患を抱えている
今や国民病になりました。
特にここ十数年で急激に増えているそうです。
厚生労働省が平成28年に発表した資料によると
喘息は平成20年頃から急上昇。
アレルギー性鼻炎は平成14年頃から右肩上がりです。
そして地球温暖化対策のための
改正建築物省エネ法が
令和3年4月に全面施工となります。
つまり、密閉型の高気密高断熱の家が増え
アレルギーのリスクが高くなる可能性があります。
家の仕様により
省エネ化で過ごしやすくなる反面
室内からの化学物質や湿気が逃げにくく
ダニなどのアレルゲンにとって繁殖しやすい環境になります。
床に絨毯などが敷いてあれば、
そこに人間の髪の毛やフケが入り込み
それを栄養にダニが繁殖したりします。
内装材だけでなく家の中に
化学物質を持ち込み過ぎないという事も
今まで以上に気を付けた方がいいでしょう。
インテリアに合う家具やラグなどに使われている
素材が原因でアレルギーを発症してしまう事もあります。
家の中には数値は低くくても
毒性が含まれているものがたくさんあります。
毒性がいくら低くても、
その含まれている素材をたくさん使用すれば
室内の濃度数値は 上がってしまうということ。
ほとんどの会社では
内装材は
室内環境というよりコストで決めている事が多い。
ただ室内の空気環境が大きく影響するのが内装材です。
持ち込む家財もそうですが
まずは家自体の内装材は気を付けた方がいいですね。
家財は買替できますが
家はそう簡単には取替できませんから。
もみの木ハウスでは
予算に合わせて内装材を決めるのではなく
室内環境を考えた内装材(もみの木)を使用する事を前提に
ご予算に合わせた家づくりをしています。