「香り」と「体の影響」
人はそれぞれ
「好き」「嫌い」が違っていたりします。
自分だけの楽しみだけならいいのですが
人に迷惑をかけるかもしれない・・・
それが「香り」だったりします。
日本より先に香料ブームになった欧米では
その危険性が広く認識されるようになり
規制を強化する動きがでてきています。
どうして このような動きが出てきたのか?
香料ブームにより健康被害が増えてきたからです。
香料に使われている成分は
薬事法などの規制外なので表示義務がありませんが
香り付き製品に使われている香料の90%以上が合成香料です。
柔軟剤、消臭スプレー、制汗スプレー、整髪料など
香り付き商品は身の回りにたくさんあります。
香料の中には、天然・合成を問わず
作用が強いものがあることが分かってきています。
人の体に取り込まれやすく、残存しやすいため
健康被害を受けるケースが多々あります。
家でいうと高気密化が進み
建材などから出る化学物質などが外に出にくい状態になるため
空気汚染が問題になっていますが
香りも加わり、空気汚染を大きくしている場合があります。
もみの木の家に住んでいると
「ニオイが敏感になる」という方がいます。
今まで平気だったニオイがダメになるというもの。
通常は家の中の気になるニオイ。
芳香剤や香り付き洗濯などでごまかしたりしますが
もみの木の持つ消臭作用でごまかす必要がなくなる。
いろんなニオイがなくなった事で
嗅覚の麻痺がなくなり
人間が本来持っている防衛反応が復活したからかもしれません。
危険を早い段階で察知できるようになる。
察知して不快に感じると人はそれを使わなくなります。
通常、健康被害になってから気づくことが多いですが
早い段階で気づくことができる。
室内環境によって
「不快に感じ取ることができるようになる!」
自分と家族の健康にも関わる重要なポイントですね。