住まいが病気を作る?
「家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。」
この言葉は徒然草の有名な一説ですね。
つまり
「家は夏を考えて建てるべき。冬はなんとか住める。」
という意味ですね。
ただ昔の日本の住宅は とても寒かった。
その住環境の変えたのが
1961年のアルミサッシの導入ですね。
気密が向上していきます。
そして施工が早く経済効率が良い建材が登場していきます。
それにより日本の住環境は大きく変わっていきます。
#無垢の床材から合板のフローリングへ
#土壁からビニールクロスへ
#素足からスリッパへ
気密が高く、断熱性能の向上と冷暖房の普及に伴い
現代の日本の住宅は
夏だけでなく冬も快適な温度で過ごせるようになっていきます。
・・・が新たな問題が出てきます。
#ホコリが溜まりやすく、ダニやカビが繁殖しやすくなる。
#シックハウス症候群や化学物質過敏症。
快適な温度で過ごせる環境になる反面
アレルギー発症率が年々上昇していきます。
これは内装材の影響が大きいですね。
このデメリットを補ってくれるのが「もみの木の家」です。
その理由は⑤つあります。
①適度な湿度調節
②消臭効果
③室内空気の浄化
④歩行衝撃が少なく冷たすぎない床
⑤害虫忌避効果
こういう効果があることで
芳香剤、防虫剤、防臭剤・防カビ剤(絨毯など)
家の中の化学物質を増やしすぎを防ぐ事にも繋がります。
現代は家の中の化学物質の量は膨大です。
アレルギーでない方がいつなっても
「おかしくない」という状況です。
だから、家を建てる時、リフォームする時は
室内の空気環境を変えるチャンスです!!
空気が汚れやすい環境 or 空気が汚れにくい環境。
内装材選びで大きく変わります。