一文惜しみの百知らず
一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)。
目先の損得にとらわれて
あとで大損することに気づかない愚かさを例えた言葉です。
身近に使っているモノにも同じことが言えます。
例えば「シャンプー」。
私自身、髪の毛が傷む理由は
定期的に(白)毛染めをしているから。。。
と思っていました。
ただよく考えてみると美容院の帰りはサラッサラッ。
「ん~。。。(どうしてだ?)」
ある美容院でこの相談をしたところ
シャンプー&トリートメントのサンプルを一回使ってみてと。
これを1週間使い続けると
髪の毛のダメージもそこまで気にならなくなりました。(おぉ~!!)
ただそのシャンプー&リンスは
いつも使っているものより5倍の価格はします。(高っっ)
しかし、この価格の差には理由がありました。
成分がまるで違う!!
市販のシャンプーは
水が約5割以上。
ラウレス硫酸などの界面活性剤が2~3割。
それ以外の成分は1~2割程度 なんだとか。
中身を知ると
髪の毛だけでなく頭皮にもダメージが強い事がわかります。
頭皮のかゆみや抜け毛の原因にもなるそうです。
知らずに安いものを使い続ける事で
髪のダメージケアを補うための新たな商品を買い
将来、もしかすると髪の毛を植毛する可能性も高くなります。(汗)
まさに 一文惜しみの百知らず ですね。
お得だと思っていたら、他にお金を使っていたという例です。
相談したのをきっかけに
今では自分に合ったものに出会えたことで
シャンプーだけで以前よりは良い状態が続いています。
どうやら私には毛染めより
毎日使うシャンプーの中身の方が重要だったようです。
家づくりにも同じことが言えます。
いくら良い謳い文句があったとしても
中身が伴っていないと本当の効果は得られません。
何を大切に家づくりするかは人それぞれ考え方は違います。
それはそれでいいとは思いますが
中身を知らないまま建ててしまうと
自分だけでなく家族が健康で快適に住まえるかどうかも
人それぞれって事になってしまいます。
永く住まい続ける家。
家の不満を何かで補う続けるという環境にならないためにも
中身は大切です。
謳い文句が本当かどうか?
家も同じで
その中身の根拠がきちんとあるのかが大切になってきます。