化学物質とは?
化学物質と聞くとどんなイメージでしょうか。
一般的なイメージとして
・人工的に作られたもの
・石油を原料として作られるもの
・体に悪いもの など
あまり知られていませんが
人工的に作られた化学物質もありますが
地球上にある全てのものが化学物質でできています。
どちらも有害性と無害性のものがあり
使用量によって無害のものでも有害に変わる事もあります。
天然の物でいうと
例えば「銀杏」。
肺や気管支の疾患によく効くと言われたり
銀杏を5個ほど水で煮て砂糖を加えて食べると咳に効果があると言われています。
また利尿作用があるため、すりつぶして水と蜂蜜を加えて飲むと
膀胱や尿道を洗浄してくれると言われています。
ただ1度に多く食べすぎると中毒症状が起こすケースがあります。
食べる量によっては効能にもなるし毒にもなるという事です。
人工な物でいうと
例えば「内装材」。
#合板のフローリング
#ビニールクロス
#ウレタン塗装の無垢材
#水廻り など
家の中には人工的に作られた化学物質が主流になり
シックハウス症候群という病気が出始めます。
そこで内装材に使われる
毒性の強いホルムアルデヒドの規制がされるようになりました。
ただしホルムアルデヒドの放散量が少ない材料は
無制限に使えているのが現状です。
その中に+α またまた人工の化学物質が増えていきます。
#塗料(ウレタン・樹脂など)
#絨毯・カーペット・カーテンなど(防臭・防カビ加工)
#洗剤・柔軟剤など
#香水・消臭スプレー
#防虫・芳香・消臭剤
#化粧品・整髪料
#タバコ など
すると家の中の環境はどうなるのか?
室内の空気が汚れる原因が常に溢れているという事です。
今は住宅は気密が高いので、よりリスクが高くなります。
家自体よりは
持ち込む物の方が危険かもしれません。
規制すらないですから。
それも仕方ないかもしれません。
#床が硬くて冷たいと絨毯などが必要になる。
#調湿作用がないとダニやゴキブリなどが好む環境になって防虫剤が必要になる。
#消臭作用がないとニオイが気になり消臭剤や消臭スプレーが必要になる。
#色んなニオイが残りやすいため危険なニオイもわからなくなりやすい。
有害な化学物質が増えやすい環境になるという事です。
ただ毒性は低いため徐々に悪影響が出てきます。
人は危険と思えばすぐに行動する事ができますが
徐々に・・・が少しやっかいです。
有害だという認識は低くなります。
家は一日の大半を過ごす空気です。
天然 or 人工を問わず
有害な化学物質を取り込みすぎないように
気を配る事も大切です。
取り込みすぎない。。。
そのためには、まず内装材を何にするのか?が重要になります。
もみの木の家には住まう環境を整えてくれる効果があるので
それを事前に防ぐ事が可能になります。
体調も変わったりするので不思議な効果ですね。