高気密高断熱は過ごしやすい?
住宅はどんどん進化している。
例えば 窓。
十数年前に比べると進化しています。
その当時は単体ガラスが当たり前でした。
そして複層(ペア)ガラスから
アルミ樹脂複合(ペア)ガラスへ。
夏の熱の出入りを軽減するLow-Eペアガラスも登場します。
もみの木にハウスわかやま では
樹脂窓のLow-Eペアガラス仕様(APW330)です。
単板ガラスの約4倍の断熱効果を発揮し、
樹脂だから結露の発生をより軽減します。
高気密高断熱住宅が当たり前のようになり
ブドウ型(一部屋を快適)から
リンゴ型(全体を快適)へ変化しています。
夏は涼しく、冬はあったかい
一年を通して快適な暮らしができます。
ただ・・・問題点が出てきます。
気密が高くなればなるほど 空気の入替えが難しくなります。
その状況で
使用面積が多い床や天井や壁などに
表面を樹脂でコーティングされた無垢材やカラーフロア、
ビニールクロスなどを使用すると どうなるのか?
家の中に化学物質(揮発性有機化合物)だけでなく
ニオイや湿気まで逃げにくい状況になります。
シックハウス症候群になる人が増え
その対策として登場したのが24時間換気ですね。
高性能なものを使用して
「空気がキレイだから安心」という会社もあります。
室内が同じ仕様なら、高性能な換気システムの方が
確かに安心かもしれません。
もみの木ハウスでは
根本的な内装材にこだわりました。
人工的に作られた化学物質を出すのではなく
住まう家族に有益な天然の化学物質を出してくれる
Forest bank製の もみの木を使用します。
高気密高断熱のメリット
夏涼しく、冬あたたかい一年中快適に暮らせる環境と
ニオイや湿気がこもりやすい高気密高断熱のデメリットを
換気システムで賄うのではなく
もみの木の特徴、消臭や調湿作用などを活用します。
なので換気システムは
高性能なものは特に必要ありません。
もみの木を活用することで
芳香剤や除湿器、
スリッパにキッチンマットなども不要になります。
絨毯や空気清浄機なども特に必要ありません。
根本的な事を見直すことで
不要な物が増えるかもしれません。
住まい継げる家。
将来のランニングコストも大きく変わってきますね。