ヒートショックを防ぐために。
ヒートショックとは?
温度の急激な変化が 体に与えるショックの事です。
急激な温度の差は
血圧の大きな変動を引き起こし
脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす可能性があります。
寒い時は体内の熱を逃さないために
血管を細くし、血流の量を減らし血管が縮む事で血圧が上昇します。
反対に暑い時は熱を逃すために
血管を広くし、血圧が低下します。
高血圧・糖尿病・不整脈などの疾患がある方は
ヒートショックになる確率が上がるため、特に注意が必要です。
高気密高断熱の家は
室内の温度差が少ないため、
ヒートショックを軽減してくれると言われています。
ヒートショックといえば
寒い時期をイメージされる方が多いですが
暑い時期も注意が必要です。
近年は外気温が35度以上を超える事も多く
家に帰った時、
室内との温度差が10℃以上もあると
ヒートショックのリスクが高くなります。
そのためには
冷房設定温度を下げすぎない事が重要ですが
「なんだか・・・暑い。」と
設定温度を低く設定してしまう方も多いのでは?
これは室内の湿度と関係しています。
室温がいくら低くても
湿度が高いと暑く感じてしまうからです。
湿度20%違うと体感温度は4℃も変わります。
もみの木の家に暮らしだすと
「エアコンがよく効く。」というお声をよくいただきます。
以前の冷房設定温度より高くても
以前より涼しく感じるようになったというもの。
どうしてか・・・?
室内から発生する水分は意外と多い。
今は高気密住宅のため、
水分が勝手に外へ逃げにくいため湿度が高くなりがちです。
もみの木の家では
高くなりすぎた余分な水分を勝手に調整してくれます。
つまり冷房温度の下げすぎを抑える事につながります。
だんだん温かくなってきて
梅雨そして夏はあっという間に訪れます。
ちなみに和歌山県は
ヒートショックの発生件数は上位です。(汗)
四季を通して湿度調整は
カビやダニなどの健康被害や光熱費にも関わってきます。
「永く住み続けたい家」にするためには素材選びは大切です。