素材で変わる感染対策?
新型コロナ感染症対策で
手指消毒の看板をよく見るようになりました。
感染していた場合
正しく消毒しないままドアやテーブルなどに触れる事で
ウィルスが付着してしまうからですね。
全てではありませんが
表面がツルツルしたものの方が
ウィルスの滞在時間は長くなる傾向にあるようです。
咳などの飛沫による空気中の滞在時間は数時間なのに対し
その飛沫が床に落ちた場合は
環境によっては何十日も、滞在する可能性があるそうです。
その対策として
抗ウィルスの性能を持った
フローリングというものが登場しています。
仕組みは床の表面の塗膜が落ちてきたウィルスに作用するというもの。
清潔な状態を保つための定期的な掃除はもちろん必要ですが
新型コロナウィルス感染症対策には 有難い機能ですね。
ただ・・・表面に塗膜があるという事は
#調湿効果はないので
キッチン・バス・トイレなどのマットが必要になる。。。
#床が硬くて冷たいから、絨毯などが必要になる。
床にせっかく効果があっても
床の上に蓋をするような敷物があると
効果が阻害されてしまいます。
そして塗膜が剥がれたり、
床に傷がついたりすると効果はなくなるそうです。
では もみの木の家は?
クリスマスツリーの起源でもあるように
ウィルスや風土病などの病気を予防するために入れたという説があります。
近年の研究では
もみの木の香り成分フィトンチッドの中には
ボルニルアセテートという揮発性物質が
非常に多く含まれていることがわかってきています。
各種医療薬品の原料としても重要な物質で
空気中のウィルスを少なくしてくれる効果もあるそうです。
その成分を温存した素材が床と天井や壁に使用されています。
もみの木の家の抗ウィルスについては
実際どれくらいの効果はあるのかはわかりませんが
#調湿効果があって
#冷たすぎず適度な弾力がある肌ざわりため
絨毯やマット系は不要になります。
#無塗装のため、塗膜が剥がれるという事はありません。
#傷がついても 効果がなくなるという事はありません。
効果を阻害する絨毯などを使わなくするためには
肌触りや調湿作用も重要になってきます。
今は様々な商品が開発されています。
効果は大切ですが
暮らしやすい環境を考える方が
家族にとっても 自分にとっても
幸せになれると思います。