毒と薬は紙一重。
人体に悪影響を及ぼすものを「毒」、
人体に良い影響を及ぼすものを「薬」。
昔から人はこれをうまく活用していました。
いくら良いとされる成分が含まれていても
量や人によっては「毒」にも「薬」にもなるという意味です。
身近な食品でいえば
美肌効果があるといわれるトマトには
抗酸化作用があり、コラーゲンを生成し、
シミやシワを防ぐ効果やアレルギーを抑える効果もあります。
ハウスダストなどでお困りの方にもお勧めの食材です。
ですが、トマトアレルギーの方にとっては少量でも毒になります。
喉が痛くなったり、唇が腫れる事があります。
重症化になると湿疹や、腹痛になる事もあります。
また未熟なトマトには「トマチン」という成分が多く含まれています。
これも天然毒素となり、食べすぎると
アレルギー症状と同じような中毒症状が出る場合があります。
また 野菜の定番のジャガイモ。
じゃがバターにポテトサラダ。シチューやカレー、肉じゃが、コロッケなど。
ビタミンCがりんごの5倍も含まれています。
でんぷんがあるため、加熱しても壊れにくい特徴があります。
ジャガイモにも抗酸化作用があり、
カリウムには塩分を排泄する作用があるため
高血圧の予防やむくみを解消する働きがあります。
ですが、野菜の中でもジャガイモは
人によってはアレルギーが出やすい食材です。
イネ科の花粉症がある方は注意が必要です。
一般的に 自然素材=安全 のイメージですが
量や人によっても「毒」にも「薬」にもなるという事です。
木の家も また自然素材です。
どんな木をどこに どれくらい使用するのかによっても
住まう家族によっては「毒」にも「薬」にもなります。
杉アレルギーの方には「杉の香り」で
桧アレルギーの方には「桧の香り」で
アレルギー症状が出たり、悪化する場合があるので
事前に 長時間体感してみる事をお勧めします。
ただ・・・床などの表面にウレタン塗料などが塗っている場合は
そもそも木の成分(香りも含む)自体がありません。
代わりに人工的に作られた化学物質が出ています。
つまり、見た目は木だけど
温かみや木の効果はない 化学物質臭が出ている素材という事です。
では、もみの木ハウスが扱う
「もみの木の香りは大丈夫なのか?」というと
今のところ アレルギー症状が悪化したという事例は聞いた事はありませんが
何事にも絶対はないので
少なくても1時間以上は体感される事をお勧めしています。
住んでいるご家族にとって「毒」になってしまったら
せっかく建てた家が台無しです。
もみの木の家の考え方は
「薬」にはならなくても
今以上に症状が悪くなる「毒」とならないようにするのが第一の目的です。
#ニオイに敏感な方
#アレルギー症状が出ている方
#足裏が痛い方
などのお悩みがある方には
おもしろい感覚が味わえる住環境になると思います。