細菌と仲良く暮らせる家へ。
「細菌」って聞くと 除菌したくなる方もいるかもしれませんが
人間の体は 約9割が 菌でできていると言われています。
これを「常在菌」って言います。
体の中には 常在菌がいて
お肌のバリア機能 や 食べ物を栄養素として吸収してくれたり
病気を治そうとしたり 常にがんばってくれています。
バランスが良い状態の時は 良い働きをしてくれていますが
現代は バランスが崩れやすくなっているため
現代病が増えたとも言われています。
その原因が
①加工食品の取りすぎ
②抗生物質の薬の頼りすぎ
③消毒のしすぎ
などがあげられます。
家の中の普段の生活でも 当てはまる事がたくさんあります。
合成化学物質の多様化による空気の汚れ
#防虫剤・芳香剤・消臭剤
#天井・壁などに使用されるビニールクロス
#合成洗剤・柔軟剤
#防カビ・防臭加工などの絨毯やカーテン
#家具の塗料や新建材
#化粧品・整髪料・香水 など
24時間換気の義務付けになった理由には
家の中は 空気汚染になる原因がありすぎるから
汚れた空気を入れ替えて健康を保ちましょうって事があげられます。
それ以外にも 窓の換気も推奨されています。
そんな空気をたくさん取り続けているとどうなるのか?
・・・というと 常在菌のバランスも崩れやすくなります。
合成化学物質を使ったらいけない という事ではなく
使わないといけない状況だから あふれてしまうという事が言えます。
「足が臭い」というのも
常在菌のバランスが崩れやすい環境だからって事が関係しています。
もみの木の家の場合は
床に触れていると いつの間にかニオイが気にならなくなっていたりします。
嫌な菌を増やしすぎない環境になるということかもしれません。
どうして〇〇が必要なのか・・・?
を考えてみると 家の根本的な部分が見えてきます。
もみの木の家では
#消臭剤・芳香剤 #敷物 #スリッパ #空気清浄機 などが不要になる。
って理由は そういう事です。
住まう家族が健やかに暮らせる環境。
選んで口にすることができない空気だからこそ
空気を汚す原因を増やしすぎない環境づくりが 一番の近道かもしれません。
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