全館空調って何?
全館空調とは
水族館などの施設を
イメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
建物全体の温度管理・換気・空気清浄を一括で管理できるシステムの事です。
「すごく便利じゃん。それなら住宅でも取り入れよう!」
って事で、PRしている会社が増えてきました。
メリットとしては
家全体の空調を1か所でコントロールできるという事。
そのため、部屋によって温度差が少なくなります。
デメリットとしては
①初期費用がかかる
設置費用は 家の大きさなどでも変わりますが
150~250万円 ぐらいかかります。
②電気代が上がる
暮らし方によって変わってくるので一概には言えませんが
電気代は 平均月約5千円~1万円 上がるご家庭が多いようです。
③メンテナンス
フィルターでホコリなどをキャッチするため
2か月に1回はお掃除が必要になってきます。
※エアコンの場合も清掃が必要なので
台数が多い場合は、全館空調の方がラクかもしれません。
④維持管理費
・フィルターの交換が半年~1年に1回かかります。
年間で 数万円かかります。
・メーカーメンテナンス費が 定期的にかかります。
・故障したときの修繕費が高い。
機械なので、壊れて本体交換となると初期費用と同じぐらい費用がかかります。
⑤乾燥しやすい
24時間 365日 エアコンを付けている状況なので
部屋によっては湿度が低すぎになるケースがあります。
加湿器は 乾燥する部屋の台数分必要になるかもしれません。
どんな便利なものでも
初期費用だけでなく50年先の事まで考えておく方が賢明です。
さて、もみの木ハウスわかやま では 全館空調は採用していません。
理由は ③つあります。
・高気密高断熱+もみの木で 温度差が少ない環境だから。
・初期費用だけでなく維持費もかかるから。
・全館空調の管理は住んでいる人だけでは難しいから。 です。
もみの木ハウスでは エアコンが効きやすくなるので、
全館空調システムと同じように24時間エアコンをつけておけば
約30坪の大きさなら 6畳用のエアコン1台で
夏なら 26度設定で おうち全体が 快適になるでしょう。
・・・が、そんな事をしなくても
夏なら 扇風機だけで過ごせる時間が増えると思いますよ。
維持管理や将来のランニンコストの考え方は人それぞれです。
あなたにピッタリな環境を見つけてみましょう。
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