床材!!
「無垢の家」とか「うちは無垢の床材」と言いつつも、床材の上に塗装をかけている床材
を使っている会社がほとんどだと思います。
では、なぜ無垢の床材に塗装をかけなければいけないのか??
無垢材に塗装をかけるのには、意味があります。
簡単に言うと、その木は「死んでいる木」だからです。
「死んでいる木」つまり機械乾燥で乾燥させている木なんですが、水をこぼすと染みになるのと
カビ等を撃退する力がゼロに近くなります。なので水分はダメになるから塗装をかけるんですね!
水分の侵入を防いでいると言う事です。
たとえで言うと、無垢の木に塗装をかけると言う事は、シルクのパジャマの内側にサランラップを
巻くようなものになります。
肌ざわりの良さは失われて、ジトジトのベトベトの状態になります。
つまり、いくら内側の素材は無垢材でも表面に塗装をかけた場合、カラーフローリングと同じ事になりますね!
カラーフローリングの数倍の値段でカラーフローリングと同じ肌触りと言うのは「損」以外に何者でもないでしょう!!
どうすれば、無垢の床で塗装しないでよいか??
それは、木材の乾燥方法を機械乾燥から天然乾燥にすれば無塗装でも大丈夫だと思います。(針葉樹の場合)
実際、もみの木ハウスのもみの木は「天然乾燥」で「針葉樹」です。水をこぼしたぐらいでシミにもなりません!!
これは、木の中にもみの木の脂分が残っているからです。
つまり「生きた木」を使えば、肌触りがサラサラな無垢材のまま使用できるということです。
ですので、無垢材を使ってサラサラした床の生活が送りたい場合は、営業マンに聞いた方がいいですね!
「その床は、天然(自然)乾燥ですか?」ってですね。
「機械乾燥です」て返ってきたら、それは見た目は無垢材、肌触りはカラーフローリングと同じと言う事になります。
どう考えるかは人それぞれだと思います。
本当の意味で、いい家に住んでもらいたい!!と願う自分としては、これから家作りのお考えの方に
知っておいてほしい情報です。
情報えを知った上でどうするかは、人それぞれでいいと思います。
見た目だけ「木の家」がほしいのであればそれでも良いでしょうね。
お金の使い方は、人それぞれだからですね。