畳のメリット・デメリット
「和室が欲しい!!」と言われる方は多いですよね。
それは、
フローリングが堅くて冷たい床のイメージだからかもしれません。
今の多くのフローリングは靴を履いて生活する堅さ。
なので床がやわらかい畳だと自由自在に使える空間になります。
こたつ置く居間、布団を直接敷ける寝室、来客スペースとして
床がやわらかいと様々な用途として活躍してくれます。
メリットがたくさんある畳ですが 管理方法は少し大変です。
昔ながらのい草の畳には
調湿効果があるといわれていますが
湿気がたまりやすい環境では
ダニやカビが生えやすい環境でもあります。
なので理想は年2回の天日干し。
湿度が低く、天気がいい日がいいでしょう。
また畳の下は意外とホコリがいっぱいです。
定期的に天日干しをする際に
畳の下もキレイにお掃除をしましょう。
畳といえば 香りが好きな方も多いですよね。
畳のニオイにはリラックス効果があると言われています。
昔から調湿効果もあり重宝されてきました。
ただ・・・
今の畳には少し気をつけなければならない点があります。
一般的な畳のい草には
農薬・着色剤・防虫剤・抗菌材などの化学物質が使用されています。
畳は昔ながらにあるものだから健康にいいイメージですが
自然素材のい草や他の自然素材であれ、体調が悪くなる場合があります。
なので、畳を使用したい場合は
最低限ニオイだけでも確認はしておいた方がいいと思います。
もみの木ハウスの家では
和室(畳スペース)を作ることが少ない。
どうしてか・・・?
もみの木の効能は もちろんですが
床が適度な弾力があり堅くないからです。
あとは管理がラクという点も大きいかもしれません。
汚い話ですが、吐いても張替がいらない。。。
モノの本質や管理方法を知る事で
アレルギー体質の方にも
安心して暮らせる環境が増えるといいですね。