無垢材のお手入れ方法が変わります。
「もみの木の家」で使用する「もみの木」(無垢材)は
一般的な無垢材と少しお手入れが変わってきます。
①水をこぼした場合
# もみの木の場合
水たまりにならないよう広げるだけでOKです。
拭きとらなくても大丈夫!!
加湿器代わりに、わざと水をかけたりもできます。
# 一般的な無垢材
シミや浮きなど防ぐために
なるべく早く拭き取る事が必要です。
②日常のお手入れ
# もみの木
掃除機と たまに水(お湯)拭き。
ベタベタに濡らしたタオルで水(お湯)拭きをしましょう。
あとは放置。数分で勝手に乾きます。
# 一般的な無垢材
掃除機と乾拭き。
水拭きがNGという事ではありませんが
シミや浮き防止のため固く絞ったタオルで拭き
十分に乾燥させる必要があります。
③頑固な汚れ
# もみの木
基本的には一般的な無垢材と同じですが
モミ材の場合、時間と共に汚れが浮き上がり
知らないうちに消えているという事がよくあります。
# 一般的な無垢材
その部分をサンドペーパーで表面を削ります。
④経過観察
# もみの木
油分があるため年数が経つごとに艶が出てきます。
# 一般的な無垢材
機械乾燥されたものが多く、油分が少ないため
ザラザラしてくる場合は
時々、油分の補給として
自然塗料などが必要になることがあります。
いかがでしょうか?
「一般的な無垢材」と「当社が扱うもみの木」。
この違い。。。。
生活環境も変わってきます。
「水をこぼしたら、すぐ拭き取らないといけない」
という事は 調湿効果が少ない。
なので水がある場所
#1 キッチン
#2 洗面
#3 トイレ
などには 水を一時的に保持するマット系が必要になってきます。
マット系が必要になるという事は
カビやダニの繁殖しやすい環境を作ってあげるようなもの。
そして、それを防ぐための
まめなお手入れが加わるという事です。
同じ無垢材の家でも
どうしてこれだけの差が出てくるのでしょう?
樹種や製造過程が違うと
ここまでの差が出てくるという事です。
当社が扱う もみの木は
自然乾燥のため
もみの貴重な成分(油分)が温存しているので
年数が経つごとに艶が出てきます。
調湿効果が高い柾目を使用しているので
お風呂上り、ベトベトのまま歩いても大丈夫です。
例え同じ もみの木だったとしても
製造過程が違うと
一般的な無垢材と同じになるという事です。
室内の調湿作用だけでなく
日常のお手入れの手間も変わってくる。。。
木=無垢材。
ひとまとめで言われることが多いですが
樹種によって個性も違うし
製造過程によって特徴も変わってきます。
何を目的に無垢材を選ぶのか・・・?
目的や用途に合わせて選ぶと
見た目だけじゃない便利アイテムになったりします。