割れとカビ
もみの木の家は
とてもわかりやすい素材になります。
調湿作用があるので
梅雨時期でも室内干しが乾きやすいという特徴があります。
ただ、乾燥しすぎた場合は
空気中の水分を吸って吐き出すことができないため
「割れ」が生じる事があります。
木の細胞から水分を出し切って、締まってきている状態。
木材の割れは自然現象なので
これを「欠陥」と思う方は
もみの木の家を建てない方がいいですね。
・・・というか、木の家は難しい事になります。
これは もみの木が「乾燥しすぎているよ。」と
教えてくれている合図でもあります。
室内の湿度が40%以下になった場合は
もみの木の家の場合 水(お湯)をかけてあげる事で
加湿器代わりになり、割れの防止にもつながります。
この「割れ」ですが、簡単に防ぐ方法があります。
それはウレタン塗装などで木の表面をコーティングする事です。
簡単に言えば 木の呼吸を止める方法ですね。
するとどうなるでしょう?
#肌触りはカラーフロアと同じになります。
#調湿や消臭、空気の浄化がなくなります。
#カビやダニ、ゴキブリが住みやすい環境になりやすい。
#芳香剤や消臭剤が必要になります。
#弾力がある床も硬くなります。など
「割れ」は防げても
これでは もみの木の家にする意味がなくなります。
もみの木ハウスで使用するもみの木は
自然乾燥・柾目材・無塗装です。
もみの木の家に住んで(お客様の声)
#咳があまり出なくなった
#ペースメーカーの寿命が長くなった
#年中鼻炎持ちだったのに鼻が通るようになった
#花粉症が軽減した
#薬を飲む回数が少なくなった など
人に有益な成分がたくさん詰まっていて
住まう家族を元気にしている不思議な力があります。
もみの木ハウス・わかやまでは
それを壊してまで見た目だけの家づくりはしたくありません。
もみの木には抗菌効果もあります。
お風呂にも使える素材ですが
効果があるといって
扱い方に問題がある場合はカビが生える事があります。
#植木を皿なしでそのまま置く。
#結露をするぐらい加湿をしすぎているのに換気をしない。
#濡れたマットなどを何時間も放置する。
#布団を直に敷きっぱなし(万年床)。
#濡れた上から蓋をした状態にする。 など
どんな家でもこんな状態だとカビが発生しますね。
ただ通常の家では防カビ剤などで表面がコーティングがされているため
簡単には 表に なかなか出てきません。
裏側から出てくることになります。
表に出てきた時には裏側はカビまみれっていう事がある。
ここまでくると自分では対処できない状態になります。
もみの木の家の場合はわかりやすいので
万が一、カビが生えても早い段階で気づけるので
自分で対処できる事が可能になります。
どちらがいいかは人それぞれですが
根本的な扱い方を間違えると
永く使える素材でも短命になってしまう事があります。
間違った扱い方をしたとしても
「素材が悪いから。」と言う方もいるでしょうし、
「扱い方を教えてほしい。」と言う方もいるでしょう。
意識があるかないかで
素材の寿命まで変わってくる事があります。