素材を活かす扱い方
普段の生活の中から
知らず知らずのうちに親から学んでいる知恵って
結構あったなぁ~なんて
自分が親になってから気づくことがあります。
以前TVで見た「しいたけ皮膚炎」。
加熱不十分のシイタケを食べて
激しいかゆみを伴う発疹が出たというもの。
数時間~数日以内に発症する事が多い皮膚炎なんだとか。
加熱不十分のシイタケを少量食べただけで
発症したという内容でした。
集団中毒になったケースもあるそうです。
自分にとっては
よく食べていた食材なので、かなり衝撃的な内容でした。
私の父は農家でシイタケも栽培していたので
親と一緒に暮らしていた頃は
肉厚のシイタケを焼いてもらって よく食べていたものです。
TVで見るまでは意識していませんでしたが
肉厚のシイタケにしっかり火が通る焼き方を
父は行っていたという事。
そのおかげなのか
シイタケ皮膚炎になったことは一度もありません。
知らず知らずのうちに
「しっかり焼く」という事を覚えていたんだぁ~と感じます。
シイタケは 昔は高級食材だったそうで
低カロリーでミネラルやビタミンが豊富で
がん予防になると聞いて育ちました。
扱い方さえ間違わなけば 健康的なすごく良い食材です。
では、自然素材の家。
多いのは無垢材になる訳ですが
誰が扱い方を教えてくれるのでしょう?
調湿があって消臭があって、癒しの効果があって…
いい事は教えてくれるけれど 効果的な扱い方は?
教えてくれることといえば・・・
「水拭きはなるべく控えてください。」
「隙が出る事があります。」
「ワックスは一年に一度行ってください。」など
扱い方というより なんだか注意点のような気がします。
自然素材の家といえば
もみの木の家 も 同じ分野に入ります。
もみの木の家には 効果的な扱い方があります。
①定期的な水拭きで艶がきれいに出やすくなります。
②もみの木にストレス(子供が走り回ったり、掃除機をかけるなど)
を与えるとより効果がUPします。
③乾燥した時はもみの木に霧吹きなどで水を撒いてあげてください。
湿度が低い時の長時間のエアコンは乾燥しすぎになるため
水を撒くことで加湿器代わりになったり
過乾燥時に起こりやすい木の隙や割れを防ぐ事ができます。
④水(特にお湯)拭きをすると もみの木のいい香りがして
鼻炎時や喉の調子が悪い時などは効果的です。
⑤絨毯やカーペットを長時間敷いていると
そこだけ もみの木の効果を発揮しにくくなります。など
もみの木の家では 効果的な扱い方が色々あります。
どうしてか・・・?
もみの木には、すごい力がたくさん詰まっているためです。
そのすごい力を最大限に暮らして欲しいという思いもあり
住む前も住んでからも
随時参加できるモミカフェを定期的に開催しています。
「あれっ?こんな時どうすればいいんだっけ?」
なんて事は よくあるものです。
そんな時は モミカフェまで。
「こんな時はどうするの?」の
お手入れ方法などの実践も行っています。
今週の もみの木の家体感見学会では
体感しながら 効果的な取り扱い方も
ご覧いただけると思います。