消臭には「分解」と「吸収」があります。
「消臭効果」と言われるものは
日本中にたくさんあります。
同じ「消臭効果」といっても
消臭する仕組みは 大きく②つに分かれます。
①吸収、吸着して 消臭するもの
②ニオイの元を分解して 消臭するもの
①吸収する
代表的な素材でいうと
多孔質物質の 炭や塗り壁 などがあります。
これらには 小さな穴がたくさんあって
その穴にニオイを吸収させる事により消臭します。
ただ・・・
穴が詰まると消臭効果はなくなり
ニオイが放散されることになります。
②分解する
もみの木の内装材の場合
タバコや生ゴミなどのニオイのもとであるアミン類に
もみの木の持つフィトンチッドが結合し
アミノ酸へと化学変化して臭いを分解し、消してくれます。
分解するから、穴が詰まるという事はありません。
では この効果はずっと続くのか・・・?というと
自然乾燥したものに限られますが
一般的に木の効果は 樹齢と比例して持続すると言われています。
Forest bank製のもみの木内装材は
ドイツの森(世界最大の国際認証PEFC)から運ばれてきます。
ここでは 推定樹齢150年以下の伐採は禁じられているので
効果は最低150年は続くと思われます。
製品に使われる材として多いのは200年以上になります。
つまり、自分たちが住んでいる間は効果が続くという事です。
「消臭効果」。
「吸う」のか「分解する」のか・・・?
そして
樹齢によっても効果の持続年数は変わってくるので
同じように消臭効果があると言われる無垢材でも
樹齢 50年前後なのか
樹齢 最低150年以上なのか
同じ消臭効果でも
その価値は3倍は違ってくるという事です。