本物の自然素材って何?
住宅の雑誌や記事を見ていると
「本物の自然素材」というワードをよく見かけます。
自然素材の本物って何?
自然素材の本物と偽物の違いって何?
見れば見るほど疑問が増えてくる。。。
よく見るのが 無垢材です。
#1天然木を使っているから
#2湿度をコントロールし
#3消臭効果があり
#4空気の浄化作用があり
#5温かさがある らしい
見るほど「?」がいっぱいになってきます。
?① 私が知っている天然木とは
こぼれ種から育った実生の木のことだと思っていたのですが
どうやら植林の事も天然木といっているらしい。
?② 調湿作用
木の中で針葉樹の柾目材が最も調湿効果が高いと言われています。
しかし針葉樹~広葉樹まで選べるようになっている無垢材。
本当に調湿効果があるのでしょうか?
しかも全て板目材です。
その中でも広葉樹の板目材に調湿効果はほぼないでしょう。
?③ 消臭効果・空気の浄化
「地場産」や「樹種」は書かれていても
大切な乾燥方法が書かれていません。
高温で乾燥させる機械乾燥の場合、
木の細胞が壊れ、木の良い成分も抜けてしまいます。
自然乾燥だから、木の細胞が壊れず
調湿・消臭・抗菌・空気の浄化の効能が温存できるという事です。
?④ 無垢材には温かみがある
見た目だけならあるかもしれませんが、
広葉樹は硬い素材になります。
硬い=冷たい です。
また製造過程で
針葉樹でも温かみがなくなってしまうものも存在します。
「自然素材」というワードだけで
木の事をよく知らないまま
いろんな効果を謳っている会社は多い。
その中でも、住まう環境を考えて
本当にこだわった「自然素材」を
扱っている会社はちゃんとあります。
本物の自然素材って?
中身を見ると見えてくるものがあります。(汗)